内容説明
今、アメリカが最も恐れる男チャベス・ベネズエラ大統領!特権富裕層を敵視し、貧困層の救済を政治課題とするチャベスの生い立ちから、二度まで死の淵に立った政治闘争、「反米」外交戦略まで、今、世界が最も注目する南米の指導者の素顔に迫る。
目次
第1章 大志を抱いた野球少年(祖母の作った菓子を路上販売;野球と読書のバリナス時代 ほか)
第2章 反乱軍将校から大統領へ(一九九二年クーデター;民衆を動かした言葉 ほか)
第3章 反チャベス勢力との死闘(最初の仕事は憲法改正;格差是正キャンペーン「ボリバル2000計画」 ほか)
第4章 赤色と青色に分断されたベネズエラ(反政府勢力のゼネスト;石油資源の国有化と富の公平な分配 ほか)
第5章 チャベス政治の行方(資源ナショナリズム;石油カード ほか)
著者等紹介
本間圭一[ホンマケイイチ]
1968年、新潟県生まれ。東京大学仏語仏文学科卒業後、92年4月、読売新聞社入社。宇都宮支局を経て、98年8月から2年間、パリに留学。2001年7月~2004年9月、ブラジル・リオデジャネイロ支局(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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