一海軍士官の太平洋戦争―等身大で語る戦争の真実

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一海軍士官の太平洋戦争―等身大で語る戦争の真実

  • 斉藤 一好【著】
  • 価格 ¥1,980(本体¥1,800)
  • 高文研(2001/12発売)
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  • サイズ B6判/ページ数 244p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784874982723
  • NDC分類 916
  • Cコード C0036

内容説明

日米開戦の年、海軍兵学校を卒業、開戦からミッドウェー海戦まで戦艦「長門」に、その後、駆逐艦「雪風」で太平洋を転戦、最後は巨大潜水艦イ400で特攻出撃するまでを、粉飾せず、誇張せず、等身大で語った戦争体験記録。

目次

太平洋戦争開戦からミッドウェー海戦まで
海軍兵学校の教育
駆逐艦雪風での最初の海戦
ガダルカナル撤収作戦
ダンピール海峡の悲劇
コロンバンガラ沖夜戦
シンガポールへの空母護衛と船団護衛
潜水学校に入る
巨大潜水艦イ四〇〇に乗組む
ウルシーへの出撃と敗戦
捕虜生活とイ四○○の艦内生活
太平洋戦争をかえりみて
戦後―私が歩いた道

著者等紹介

斉藤一好[サイトウカズヨシ]
1920年、山梨県に生まれる。県立甲府中学卒後、1938年、海軍兵学校に入学(第69期生)。41年3月、同校卒業。少尉候補生として、戦艦陸奥をへて連合艦隊旗艦の長門に乗り組み、同年12月の日米開戦を迎える。42年6月、駆逐艦雪風に転属、当初は航海士、次に水雷長を務める。44年2月、雪風を退艦、潜水学校をへて同年8月、巨大潜水艦イ400の艤装員、続いて同艦の水雷長に就任。45年7月、米太平洋艦隊の根拠地ウルシー環礁への特攻攻撃のため出撃、特攻攻撃直前、洋上にて敗戦を迎える。戦後は、弁護士への道をめざし、46年、東大法学部に入学。51年に弁護士活動を始める。54年、青年法律家協会の結成にさいしては発起人として参加。その後、スモン薬害訴訟や水俣病裁判の弁護団に参加する一方、55年の発足時から国際民主法律家協会(IADL)の活動に参加、国際書記、副会長(90~96年)などを務める(現在は顧問)。他に、66年、東京弁護士会副会長、70年、日本弁護士連合会理事等も務めた
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感想・レビュー

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こまったまこ

7
戦艦長門、駆逐艦雪風、潜水艦伊400を乗り継いだ海軍士官の体験記と戦争についての考察。特に伊400に乗艦しハワイ沖で終戦を迎えた時の状況が興味深い。若い士官だったせいか、戦争が具体的にどのように進んで行ったかは当時知らされていなかったことが多く、何とも呑気な雰囲気がある。しかし海軍に批判的な記述があったり、戦場とされ被害を被った南太平洋の島々の人を思い遣ったり、今まで読んだ戦記ものとは一線を画す。兵学校卒業生であっても軍人色に染まることなく常に冷静な視線で戦争を捉えており、その意見が新鮮だった。2015/05/24

B型が苦手

1
駆逐艦「雪風」乗組を経験した士官の戦争体験談です。ガダルカナルの撤収作戦やソロモン海戦の体験は、けっして格好良くない戦争の実際を教えてくれます。そして、海軍士官として当時の日本としてはかなり上質な教育を受けた人であっても、「基本的人権」の概念を知らなかったという告白に、日本軍が捕虜や現地住民への虐待を行ったのは自然なことだったのかな、という感想を持ちました。漠然とした「人間性」に頼るのではなくて、教育によってヒトを「人」にしないと、また同じことをしてしまう。そういう危機感を本書から得たのです。2016/07/23

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