内容説明
琉球王朝時代(1187~1879年)、文字を持たなかった沖縄の庶民が、日常生活の様ざまな記録に用いた藁算。明治後期に失われた沖縄の文化遺産を現代に復元した貴重な資料。
目次
結びと藁算(わらざん)(萩尾俊章)
ファインダーの向こうに見えたもの(工藤員功)
沖縄結縄と出会って(栗田文子)
図版(標準数記標;米穀数記標;本島南部木材に関する記標・先島貢納布の記標;沖縄本島の数標;藁算の読み方 ほか)
著者等紹介
栗田文子[クリタフミコ]
静岡県沼津市に生まれる。千代田女子専門学校(現武蔵野大学)ならびに同校研究科を卒業後、1943年に両親の仕事の都合で中国へ渡り、南京日本高等女子学校で教鞭をとる。戦後は千代田女学園中学校・高等学校に教諭として奉職。退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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