内容説明
本書では、明治以来の公共投資の歴史的展開のあとづけから始め現代におけるその役割やしくみ、政策効果、さらには期待される民活の役割など、幅広いトピックスが分かりやすく解説されている。
目次
第1章 公共事業のあみゆ(公共事業の100年;公共投資の役割;経済成長と財政支出)
第2章 社会資本の整備水準(終戦直後の状況;社会資本の国際比較;生活水準の推移;長期計画)
第3章 公共事業の種類としくみ(社会資本の種類;公共事業の概念;公共事業の整備主体と事業費の負担;公共事業の財源;公共事業のしくみ)
第4章 民活(民活とは何か;民間事業活動の活性化と公共事業;公共事業への民間事業主体の参入;民間資金の活用)
第5章 経済政策としての公共事業(景気対策;公共投資と地域経済)
第6章 公共事業の経済効果(乗数効果;生産誘発効果;社会資本のストック効果;用地補償費の問題)
第7章 今後の展望―内需主導型経済と公共投資(公共事業の課題;高齢化と社会資本整備)