内容説明
本書は、熟練技能と科学技術のかかわり合いをさまざまな角度から眺め、工学や技術についての知識を深めるものである。
目次
第1章 大学から垣間見る熟練技能(板曲げ今昔;曲面の造り方 ほか)
第2章 知恵と工学(暗黙知と形式知;知のダイナミズム ほか)
第3章 熟練技能と科学技術(匠の境地;見えない応力を見る ほか):第4章 知の継承(もの造りの風景;三つ子の魂 ほか)
著者等紹介
村川英一[ムラカワヒデカズ]
1951年香川県に生まれる。1978年ジョージア州立工科大学博士課程修了。Ph.D.(工学)。現在、大阪大学接合科学研究所教授。研究テーマは非線形計算力学、溶接変形・残留応力の予測と制御、界面の力学的モデル化。関西造船協会、溶接学会、日本造船学会、日本機会学会所属
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