日航機遺体収容 - 123便、事故処理の真相

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日航機遺体収容 - 123便、事故処理の真相

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  • サイズ B6判/ページ数 267p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784872575743
  • NDC分類 687.7
  • Cコード C0095

出版社内容情報



河村一男[カワムラカズオ]
著・文・その他

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おしゃべりメガネ

138
まさしく壮絶としか言いようがないルポルタージュでした。自分が立ち上げた日航機墜落事故30年のイベントに伴い、知る事のできた作品です。とにかく当時の事故現場がいかに壮絶だったが、否応なしに伝わってきます。とてつもない困難を極めた「遺体収容」作業は、我々の想像をはるかに超越した次元で行われていたんだと言葉がありません。遺族の思いを最優先にし、対応を続ける現場サイドと机上でしかモノを言わない上層部との軋轢は、全て書き残せるモノではなかったでしょうね。改めて、現場に携わった関係者の皆様の労に最大の敬意を表します。2015/08/31

ちゃんとも

1
ちょっと一般読者が読むには読みにくい内容でした。そのような事件、事故に関わるような職業の方は参考になる部分もあるのでしょうが。2013/06/30

yassy

1
以前日航機墜落の検死医の本を読んだのですが、これは捜査側(警察)の視点から書かれた本でした。こちらは淡々とこういうときの捜査はこうやっていて・・・という内容が書かれている。検死医の本ほどショッキングな内容はないけれど、そういう辛さもぐっとこらえての本だというのが随所ににじみ出ていました。2012/04/13

ヨコイチ

1
事故から20年経って書かれた、現場責任者であった群馬県警本部長による記録。題名通り遺体について収容から確認、葬儀まで具体的データとともに細密に記されている。完全遺体と離断遺体の定義の違いに驚いた。改めて事件の悲惨さを感じた。さらに、他の関係者などによる事件についての著書の内容齟齬に相当な憤りを感じている様子が本書の端々から見て取れる。最前線で苦心していた者としては我慢出来なかったのでしょう。2011/03/25

ona

1
遺体の収容〜身元確認作業〜火葬における事故関係者(日航、警察、遺族等)の動きを、情緒的部分(主観的条件)を極力排除し冷厳な目で「事実」を見つめ直すかたちで記録されている。事故関係者の当時の行動や判断から問題点を分析しているため少々難解で文章が堅く、すんなり頭に入ってこなかった。ところで、この本の中で、著者の元部下による著書『墜落遺体』における誤りが指摘されているのだけど、一体どちらが正しいのだろう。『墜落遺体』も読んでみようかな。2010/10/27

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