感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
tokkun1002
10
家畜人ヤプー3作目。沼正三は本作だけのペンネームの為この本と共に役目を終える。解説によれば糞尿は哲学。つまり哲学書です。大変危険な作品に手を出してしまった。それで良いのか麟一郎。奇書で異端で問題。読了。2013/09/01
KO
2
下巻は歴史の改ざん(遊び)から、日本語そのものがヤプーの世界の言語からの逆輸入だというエピソードがいくつも盛り込まれ、内容の過激さよりもナンセンスに対して感じてしまう。いやー、この執拗さ、凄い。これはやっぱりマニアのなせる業なのかも。そして解説にも書いてあったけれど、全編を読んで感じるのは哲学的ということ。体を改造され、苦しみを喜びと感じて奉仕ができるようになるまで自分を預けるという精神世界やそこに至るまでの過程というのはやはり宗教的、哲学的だなぁと思った。頭をかき回してくれる、奇天烈で下品で高尚な作品。2015/07/20
エスコルチア
0
世界観はすごいけど話が進まなすぎる2013/12/21
obb
0
○?なんなんだ?この本は。内容はやばすぎる。変態。変に頭に残る話2013/08/25
やいゆえよ
0
どうにもこうにも後半に至るにつれて想像力の遊びよりも執拗さしつこさがえげつないことになってきて、ついていけなくなった。すごい本であることは確か。2023/08/18