内容説明
なぜ、日本では年間数百万におよぶ胎児の大量虐殺がゆるされるのか?なぜ、小さな生命を救うために菊田医師は赤ちゃん斡旋をしたのか?なぜ、人工中絶をなくすために「実子特例法」が必要なのか?菊田医師が遺言として、本書をこの世に贈る。
目次
序章 菊田医院に救いを求めた女性たち
第1章 望まれぬ子の運命
第2章 最も小さい命の叫び
第3章 菊田医師事件が起こった
第4章 7カ月児の中絶は殺人である
第5章 子を殺す側の論理
第6章 子を救う側の論理
第7章 特別養子制度の誕生を迎えて
終章 最高裁の判決に備えて
付録 対談「菊田医師の本音を聞く」(辻岡健象)