町の本屋という物語―定有堂書店の43年

個数:
  • ポイントキャンペーン

町の本屋という物語―定有堂書店の43年

  • 提携先に在庫がございます【僅少】
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    (※複数冊ご注文はお取り寄せとなります)
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫状況は刻々と変化しており、ご注文手続き中やご注文後に在庫切れとなることがございます。
    ◆出荷予定日は確定ではなく、表示よりも出荷が遅れる場合が一部にございます。
    ◆複数冊をご注文の場合には全冊がお取り寄せとなります。お取り寄せの場合の納期や入手可否についてはこちらをご参照ください。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 240p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784867930137
  • NDC分類 024.067
  • Cコード C0095

出版社内容情報

本は、本屋は、これからも大丈夫――そのように思わせてくれる一冊である。

本屋「Title」店主・辻山良雄さん推薦!



鳥取の定有堂書店は、いかにして地域の文化拠点となり、日本中から本好きや書店員が足を運ぶ「聖地」となっていったのか。名店の店主が折に触れつづった言葉から、その軌跡が立ち現れる。〈本の力〉が疑われる今まさに、手に取るべき一冊。



 鳥取に根を下ろし、一から自分の仕事を作りあげてきた奈良さんの言葉には、時代と地域を超えた普遍がある。それはとてもシンプルなことで、「本が好き、人が好き」。いつの時代も定有堂書店は本と人とのあいだにあり、そうした素朴なスピリットが、その店を全国から人が集う「聖地」たらしめたのだ。

 いま、本の力を疑いはじめた人にこそ読んでほしい。本は、本屋は、これからも大丈夫――そのように思わせてくれる一冊である。

本屋「Title」店主・辻山良雄

内容説明

鳥取の定有堂書店は、いかにして地域の文化拠点となり、日本中から本好きや書店員が足を運ぶ「聖地」となっていったのか。名店の店主が折に触れつづった言葉から、その軌跡が立ち現れる。“本の力”が疑われる今まさに、手に取るべき一冊。

目次

第1章 町の本屋という物語(楽しい本屋は可能か;“夢を託す”ということ ほか)
第2章 「書店」と「本屋」(「本屋」論;ザ・ブックマン ほか)
第3章 「身の丈」の本屋(人に教わり、本に教わる;座敷わらしの荒ぶる魂 ほか)
第4章 本屋の青空(書と戯れる;就職しないで生きるには ほか)
第5章 定有堂書店の生成変化(本屋の未来を創造する;定有堂書店の生成変化)
附録 定有堂書店の本棚 往来のベーシックセオリー

著者等紹介

奈良敏行[ナラトシユキ]
1948年生まれ。1972年早稲田大学第一文学部卒。1980年鳥取にて、定有堂書店を開業

三砂慶明[ミサゴヨシアキ]
1982年生まれ。「読書室」主宰。株式会社工作社などを経て、梅田蔦屋書店の立ち上げから参加(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Y2K☮

28
著者は昨年閉店した鳥取県の町の本屋「定有堂書店」の店主。同じ話題が繰り返し登場するけど、語彙のチョイスが独特で語られる意見も難解ゆえ、むしろちょうどいい。たしかに町の本屋の棚は「引き算」に向かっていくのが正しい気がする(狭いスペースで全ジャンルを網羅してくれる昔ながらの総合書店であっても)。なんでもあるメガ書店とどれでもある独立系。ではその狭間に佇むワンフロアのチェーン系が進むべき道は? 両者のいいとこどりを意識しつつ、著者がある人へ語った「右か左か迷った時は、まっすぐ行くのもいい」がヒントかもしれない。2024/04/23

阿部義彦

20
本好きなら解る作品社から新刊。1980年から2023年で歴史を閉じた定有堂書店。店主奈良敏行さんが発表した文章を纏めました。本を好きだから始めたが、地元の客から「本好きの割には本が無いね」と言われ「どんな本を置いたら良いんでしょうか?」から、本屋作りが始まります。元々役に立つ本は好きでないから、学参とか実用書は店に置かない。『人文書でおともだち』を合言葉に、読書会、ミニコミ作り、地域密着で地元の先生に講義をお願いしたりして鳥取の文化拠点となります。本屋の『聖地』となった本屋の真髄が、人文書ファンなら是非!2024/03/10

OHNO Hiroshi

7
今後どうなるんだろ、本屋。いや、本屋に限らず無くなることが増えて、人間もいなくなるのだろう。今を楽しむ。2024/04/17

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/21757131
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。