野分けのあとに

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  • サイズ B6判/ページ数 263p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784863111394
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

母への深い愛憎を抱きながら、それでも続いていく日々を生きる。母娘の確執を体当たりで描いた第三回暮らしの小説大賞受賞作。母への深く激しい怒りと憎しみから、気づいたときには食べることをやめていた。すべてが、どうでもよかったのだ。
私を救い上げてくれたのは、西丹沢の厳しくも美しい自然と、確かな手応えをもたらす土だった。
精一杯にならなければ生きていけない農的暮らしは素晴らしかった。
そんな中でもいつも、母のことが重く引っかかっていた。一生このまま、母を憎んだまま、私は生きていくのか……。

苦しみの果てに彼女が見いだした一筋の光とは。

第三回「暮らしの小説大賞」受賞作。

和田 真希[ワダ マキ]
和田真希(Maki Wada)
1984年、静岡県富士宮市生まれ。多摩美術大学美術学部卒業後、
ヨガインストラクターを経て、2011年より神奈川県西丹沢の限界集落に移住。
農的生活のなかで、子育て、絵の制作、執筆を行う。
第三回「暮らしの小説大賞」を受賞し小説家デビュー。

山本 由実[ヤマモト ユミ]

内容説明

母への深く激しい怒りと憎しみから、気づいたときには食べることをやめていた。すべてが、どうでもよかったのだ。私を救い上げてくれたのは、西丹沢の厳しくも美しい自然と、確かな手応えをもたらす土だった。精一杯にならなければ生きていけない農的暮らしは素晴らしかった。そんな中でもいつも、母のことが重く引っかかっていた。一生このまま、母を憎んだまま、私は生きていくのか…。苦しみの果てに彼女が見いだした一筋の光とは。第三回「暮らしの小説大賞」受賞作。

著者等紹介

和田真希[ワダマキ]
1984年静岡県富士宮市生まれ。多摩美術大学美術学部卒業後、ヨガインストラクターを経て、2011年より神奈川県西丹沢の限界集落に移住。農的生活のなかで、子育て、絵の制作、執筆を行う。第三回「暮らしの小説大賞」を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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itoko♪

67
ゲラにて読了。2016年10月21日発売予定。第三回『暮らしの小説大賞』受賞作。生きることと食べることは直結しているんだと、当たり前のことだけれど再実感させられました。主人公が過去の柵から解き放たれる瞬間の、何と清々しいことか。出てくる食べ物の描写がとにかく美味しそうで、食いしん坊の血が騒ぐ、そんな作品でもありました。選考委員のお一人が飯島奈美さん、というのも素敵。2016/10/13

takaC

58
なんとなく読みにくいというか読んでる自分が迷子になってしまいそうに感じながら最後まで読んだけど、プロではなくて素人さんが書かれた小説だったのですね。とすると、凡そ実話ってわけか。2016/12/22

なゆ

53
よく知らないまま何となく読んでみたけど、思いがけずとても好きな感じだったので嬉しい。日々の暮らしを大切に丁寧に紡ぐ様子を描いたものが大好きなので。西丹沢の人里離れた山の中での暮らしの様子は、同じく限界集落に暮らす著者自身の日々そのものなのだろう。今は夫と農業しながら幸せそうに子育て奮闘中の絵梨だが、西丹沢に来るまでは…という部分はかなりヘビー。しかも、実はまだまだ傷ついた心はガチガチのままなのが見え隠れしていて。少しずつ、愛し愛される日々と優しく厳しい自然相手の生活の中で、許せる日がくるはず、きっと。2017/06/27

b☆h

38
母親からの愛情に飢え、家を出た後に極度の偏食になってしまった絵理が、農業を通して自分と向き合う話。この歳になって、人から大切にされた記憶の重要さを、改めて思い知ることが多々ある。生きるために食べることは必要不可欠で、だからこそ大切にしなきゃいけないけど、心に余裕がないと手をかけれないという矛盾…畑での描写が瑞々しくて、忘れていた稲刈りのことを思い出せたりしたのは、著者の実体験に伴うものも大きいんだろうなぁ。農業系の話を読む度、おじいちゃんおばあちゃんにちゃんとお礼を言えなかったことが悔やまれる。2023/02/14

まり

5
良かった。2016/12/08

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