金大中事件の政治決着―主権放棄した日本政府

個数:
  • ポイントキャンペーン

金大中事件の政治決着―主権放棄した日本政府

  • 出版社からのお取り寄せとなります。
    入荷までにおよそ1~3週間程度かかります。
    ※商品によっては、品切れ等で入手できない場合がございます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷までの期間】
    ■通常、およそ1~3週間程度

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆上記期間よりも日数がかかる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆品切れ・絶版等により入手できない場合がございます。
    ◆品切れ・絶版等の確認に2週間以上かかる場合がございます。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • 店舗受取サービスはご利用いただけません。

  • サイズ A5判/ページ数 308p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784862490506
  • NDC分類 319.102
  • Cコード C0036

内容説明

追跡33年。二〇〇六年、明らかにされた韓国政府の外交文書と事件当時ソウル特派員だった著者自身の取材メモ等から誰が何をし、しなかったのか、真相に迫る。

目次

金大中拉致
金大中解放
金大中はなぜ拉致されたか
金東雲の指紋をぶつける
独裁下の異様な体験
密使たちの季節
第一次政治決着
田中角栄・金鍾泌会談
三億円疑惑
民青学連事件!政府は日本人二人を見捨てた
スクープは白昼夢だった
主権放棄!第二次政治決着
二〇〇六年夏・ソウル

著者等紹介

古野喜政[フルノヨシマサ]
1936年福岡県北九州市生まれ。1960年京都大学法学部卒、毎日新聞大阪本社入社。社会部で事件を担当。1973年3月~76年3月ソウル特派員。金大中拉致事件、民青学連(日本人2学生逮捕事件)、文世光大統領狙撃事件を取材。大阪本社社会部長、編集局長、常務取締役・西部本社代表。スポーツニッポン新聞大阪本社専務取締役。現日本ユニセフ協会大阪支部副会長、アジア太平洋人権情報センター理事など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

BLACK無糖好き

12
2007年刊。著者は元毎日新聞ソウル特派員。1973年東京のホテルから金大中が当時の韓国中央情報部によって拉致された事件で、日韓両国がどのような政治的決着を図るに至ったかを、公開された韓国の外交文書を紐解きながら検証している。著者が主張するように日本政府は自国の主権を放棄してまでも朴正煕独裁政権の肩を持つ事で、日韓関係に亀裂が入るのを防いだ形だが、それによって日本は何を得たのだろうか? 田中角栄3億円や、一部財界の意向だけなのか、この辺がしっくりこない。ここは研究者とジャーナリストの違いという事か。2018/03/05

省事

1
金大中事件当時毎日新聞韓国特派員だった著者が、自身の取材メモと21世紀になり公開された韓国側外交文書を突き合わせ日韓両政府の金大中事件の処理を検証したもの。日韓関係を揺るがした前後の事件(早川・太刀川事件や朴正熙大統領狙撃事件)にも詳しい。著者が至った結論は副題にある「主権放棄」で、自国領土内での拉致、あるいは自国民の不法に等しい拘束を受けながらも、日韓関係安定化のために暴政に傾斜する朴正煕政権の行動を政治レベルから事務レベルまで総がかりで擁護した日本政府への怒りが溢れている。2017/11/04

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/1974374
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。