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内容説明
武道雑誌「月刊秘伝」の人気連載、合気道「開祖の横顔」が遂に書籍化!直弟子達の貴重なインタビューと写真も満載。さらに書籍化に際して新たに多田宏師範のインタビューを採り下ろし収録されている。
目次
佐々木の将人―「顔だね、開祖の仙人のような顔に惚れました。」
菅沼守人―「動きに無理が無い。大先生の技を受けることができたのは幸運でした。」
藤田昌武―「大先生の顔を見た途端に“この人なら大丈夫だ”と思った。」
小林保雄―「大先生に投げられると、身体の中心に力が加わるんです。」
黒岩洋志雄―「合気道は植芝盛平先生によって作られ、植芝盛平先生の死によって消滅した。」
砂泊〓(かん)秀―「開祖の精神をどうやって技に生かすか。それを真剣に考えました。」
清水健二―「大先生の技は受をとって気持ちが良い。流れるようにストーンと極められる。」
加藤弘―「パッと立つだけで相手を包み込む感じ。それが大先生にはあった。」
渡辺信之―「“あ、侍だ”と思った。空気が違うんですよ。」
奥村繁信―「武道はただ身体を動かすことじゃない。最後には生か死かという、死生観がある。」〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
bookmarkn
1
弟子たちを観れば、師が分かるといいますが、 これだけの高弟を育て上げた植芝氏はまさしく 大先生にふさわしい達人だったと思います。 (もちろん、14人どころではなく、塩田先生や藤平先生の両達人のほか、 軽く100名は下ることはないのではと思われます。これは奇跡といっても 過言ではありません。) 写真も随所に掲載されていて、それも 道場での修業風景はもちろんですが、 駅のホームで汽車を待っている開祖の姿は 何ともほのぼのしていて、味があります。 それにしても立ち姿は、自然体そのもの。 「隙をつくっては
norip
1
神がかったり神秘化するつもりは無い。だが、植芝盛平が格闘家として世界でも最高レベルの実力者であり、並外れたセンスの持ち主であったことは確かだろう。2009/10/21
GX
0
技術的な側面でなく、そもそもなぜ合気道の稽古をするのか、という根本的なところで、いろいろ学びのある本でした。2015/08/23
門倉或刀
0
武の世界。コレが武の世界。真の人の世界2010/09/05
kingyozamurai
0
合気道開祖、植芝盛平翁先生の横顔を14人の高弟の先生方から見た姿が描かれている書籍。 何かと神業的な活躍や伝説的な逸話が多い合気道開祖のある意味人間臭い一面や開祖の合気道に対する考え方を知ることができる点が貴重に感じました。 合気道が好きな方、実際に合気道をされている方には興味深い内容が多く、為になる一冊であると思います。2023/09/17