内容説明
「同じ動きをしているハズなのに、技がかからないのはナゼ?」多くの合気道がぶつかるこの壁の越え方を、大好評書籍『仙骨姿勢講座』でおなじみの吉田始史師範が「運動基礎理論」から徹底分析。
目次
第1章 運動基礎理論概論(運動基礎理論の考え方;4つの合気道のコツ)
第2章 運動基礎理論で説く達人技分析(コツを使えば「達人技」を再現できる!?;親指一本で相手を封じる―親指踏み ほか)
第3章 日本武道学舎合気道(日本武道学舎合気道の基本理念;日本武道学舎合気道の技法)
第4章 知っておきたい身体の機能(運動、脳、成長;運動と睡眠 ほか)
著者等紹介
吉田始史[ヨシダモトフミ]
1959年、北海道生まれ。15歳より空手を始め、合気武道や剣道など様々な武道を修行。その経験を基にあらゆる身体運動を解析する「運動基礎理論」を提唱する。また、’03年には、これを実践する生涯武道教育の場として「日本武道学舎」を開設(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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田氏
5
合気道と名乗ってはいるが傍流も傍流で、おそらく大東流の文脈が強いんじゃないかなと思う。用語や体系も大きく異なるうえ、足捌きについてもほぼ言及されていないので、少なくとも合気会系とは食い合わせがあまりよろしくない。とはいえ、かくいう自分も合気会に長いこと身を置いてはいるが、第一章で紐解かれる身体の使い方については学ぶところや再確認できたところも多い。しかし仙骨や横隔膜の使い方などが初学者にとっても理解しやすいかは疑問で、「合気道」としては亜流であることを差し置いても、合気道の初学者にはあまりおすすめしない。2018/10/10