1989 世界を変えた年

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 365p
  • 商品コード 9784861822629
  • NDC分類 230.7
  • Cコード C0022

内容説明

“ベルリンの壁”崩壊その瞬間、21世紀が始まった―“東欧革命”の人間ドラマと舞台裏を政権/民衆側双方の当事者へのインタヴューをもとに息もつかせぬほど生々しく描ききるとともに、米国が創り上げた「神話」を打ち破る。

目次

世界を変えた年
ベルリンの壁
民主化の流れ―ハンガリーで始まった変革の胎動
脱社会主義―ポーランド「連帯」の戦い
東ヨーロッパ対西ヨーロッパ
ハンガリアン・コネクション
真昼の決闘―ポーランド自由選挙
天国と地獄―ハンガリーとルーマニア
大脱走―国境の開放
変革の秋〔ほか〕

著者等紹介

マイヤー,マイケル[マイヤー,マイケル][Meyer,Michael]
アメリカのジャーナリスト・作家。『ニューズウィーク』の記者を20年間務めたが、1988~92年には、ドイツ・東欧圏の支局長として、東欧革命、ベルリンの壁崩壊、ドイツ統一、そしてソビエト連邦の解体という歴史的事件を、最前線の現場で取材しつづけた。ルーマニアのチャウシェスクに最後にインタヴューした西側ジャーナリストである。『ニューズウィーク』に20回以上のカバーストーリーを執筆し、アメリカ海外特派員クラブ(OPC)から「OPC賞」を2回受賞

早良哲夫[サガラテツオ]
1933年生まれ。東京外国語大学卒業。NHKカイロ支局長、アジア太平洋放送連合(ABU)報道部長などを経て、現在、翻訳家、NHKグローバルメディアサービス・バイリンガルセンター専門委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

カザリ

34
2割ぐらいしか理解できなかったのは、知識不足ゆえ。再読予定。一年後になら、理解できそう。。2016/12/26

CCC

4
自分がギャーギャー泣いてた頃に、社会主義はドミノ倒れしていた。歴史はささいな事が分岐点になる事が非常に多いけれど、冷戦は特にそれが顕著だと思った。2012/10/28

考える犬。

3
冷戦が終わったのは用意周到的な外交戦略によってではなく、民衆の突発的な行動によるものだった。当時はすごくセンセーショナルだっただろうな。2014/09/19

amaryllis

3
大変興味深い話だった。ただマイヤーさんの文章、翻訳のせいかどうかわからないけど、少しわかりにくかったりすることも。ドキドキさせておきながら、ふと視点が変わったり、いつのことを言っているのかがごちゃごちゃになったり、の感もあり。2010/09/22

hyena_no_papa

2
第二次世界大戦後の76年の中で〝とある1年〟を書籍として編むとすれば、この「1989」年を措いて他に無いと思う。大戦の主要交戦国の指導者の中で最後の生存者となった昭和天皇がこの年の1/7に世を去り、6/4には中華人民共和国での民主化を弾圧する「天安門事件」が発生。そして11月には遂にベルリンの壁が崩壊して東西冷戦が終結。翌年東西ドイツ統一、そしてその翌年のソ連邦崩壊につながる。ハンガリーのネーメトとポジュガイらを中心とし、いかにして鉄のカーテンは崩壊したのか?「歴史の目撃者」として著者が詳述する。2021/02/05

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/351859
  • ご注意事項