人と動物の政治共同体―「動物の権利」の政治理論

個数:

人と動物の政治共同体―「動物の権利」の政治理論

  • 出版社からのお取り寄せとなります。
    入荷までにおよそ1~3週間程度かかります。
    ※商品によっては、品切れ等で入手できない場合がございます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷までの期間】
    ■通常、およそ1~3週間程度

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆上記期間よりも日数がかかる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆品切れ・絶版等により入手できない場合がございます。
    ◆品切れ・絶版等の確認に2週間以上かかる場合がございます。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • 店舗受取サービスはご利用いただけません。

  • サイズ A5判/ページ数 399p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784860311261
  • NDC分類 480.79
  • Cコード C1030

内容説明

家畜・伴侶動物の「市民権」野生動物の「主権」…その境界にいる動物には?それぞれの動物にそれぞれの関係に基づく「権利」。従来の道徳的議論を超えて、豊かな例証とともに「動物の権利」を政治理論へと繋ぐ挑戦的な1冊。

目次

第1部 拡張された「動物の権利」論(動物の普遍的な基本的権利;シティズンシップ理論による動物の権利の拡張)
第2部 応用編(動物の権利論における家畜動物;市民としての家畜動物;野生動物の主権;デニズンとしての境界動物;結論)

著者等紹介

ドナルドソン,スー[ドナルドソン,スー] [Donaldson,Sue]
研究者、著述家

キムリッカ,ウィル[キムリッカ,ウィル] [Kymlicka,Will]
カナダ・クィーンズ大学哲学部教授

青木人志[アオキヒトシ]
一橋大学大学院法学研究科教授

成廣孝[ナリヒロタカシ]
岡山大学社会文化科学研究科・法学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

田蛙澄

1
従来の動物福祉や生態系主義、動物権利論を消極的で不十分な理論として批判しつつ、家畜のシティズンシップ、野生動物の主権、境界動物のデニズンシップという三つの面から動物との関係的な積極的義務について論じていて、特に従来あまり取り上げられなかった境界動物を一定の義務の免除と引き換えに限定的な権利を与えつつも都市設計などにおいて配慮するという点が新鮮だった。また従来だと批判的に扱われるけいこが強かったペットについてもシティズンシップによる積極的な関係があり得るのではと論じてる点は救われるなと思った。2019/10/18

Votoms

1
 動物の権利論に新たな射程を与える快作だと個人的に思った。 伝統的な動物の権利論はフランシオンらを代表として廃止論や消極的権利論を論じるに留まっており、それが動物愛好者らを含めた潜在的には動物の権利を支持する可能性をもった人々を包摂する事を妨げてきた。また、伝統的な動物の権利論は理論的にも行き詰っており、そうした現状を認めた上で動物を正義に内包する理論を追求している。それぞれの動物との関係性に注目して積極的な権利を導き出す議論は、刺激的かつ堅実なロジックで組まれており、非常に面白かった。2017/03/25

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/11283247
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。