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出版社内容情報
71歳のいまも現役、棋士生活は56年を超え、その通算対局数、通算敗戦数は歴代一位、そして現在も更新中という加藤一二三九段。対局時の出前は昼夜うな重、対局中に音が気になり人口の滝を止めさせたなど、ユニークな逸話が多数。猫好きでもあり、自宅マンションそばで野良猫に餌付けしたことに端を発する近隣との訴訟問題でも注目された。敬虔なカトリック教徒としても知られる著者が、自らの信仰と勝負哲学、そして確実に迫る老いにたいしてどう向き合っているのかという内面を記した本書には、リタイア後も、現役、そして生き生きと暮らすためのヒントが満載です。
内容説明
「剛毅であること」「謙虚であること」「柔和であること」「美しいこと」など、生きていく上で大切なことを、歴史に残る数々の名局と聖書の言葉を織り交ぜながら、天才・加藤一二三が語り下ろした「元気の源」そして「21世紀の幸福論」。
目次
はじめに 棋士として騎士として
第1部 勝負と信仰(勝負も信仰も“真剣に”勝ち取るものである;祈りは人を強くする勝負強くする;「直感精読」初めに感じたことが正しい;剛毅と柔和を知ればおそれない、ひるまない;人は不完全だからおもしろい、だから生まれる勝負のあや ほか)
第2部 71歳生涯現役加藤一二三の元気の源(将棋;駒落ち;好敵手;好敵手(2)次世代
猫の絵本 ほか)
あとがきの前に 新加藤一二三伝説
著者等紹介
加藤一二三[カトウヒフミ]
1940年1月1日生まれ。将棋棋士。九段。1954年史上最年少棋士、史上初中学生棋士となり、名人、十段、王将、王位、棋王など数々のタイトルを獲得。1950年代、1960年代、1970年代、1980年代、1990年代、2000年代と各年代で順位戦最高峰A級に在籍した唯一の棋士。現役最多、通算1300勝が目前。また通算対局数、通算負数は歴代1位、現在も更新中である。敬虔なキリスト教信徒でもあり、1986年聖シルベストロ教皇騎士団勲章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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