最新対論 神は細部に宿る

最新対論 神は細部に宿る

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  • サイズ A5判/ページ数 237p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784847011962
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

内容説明

強力な磁力を放ちつつ、依然ポップの波打ちぎわを独走する表現者ムラカミと、’62年生まれの気鋭の美術評論家サワラギがくりひろげる日本人の〈表現〉と〈傷の認識〉をめぐるトーク・バトル。世紀末の祭壇で語られる希望と絶望のヴィジョン。

目次

第1章 “傷”を舐め合う若者たち
第2章 限りなく進化に近いマイノリティ
第3章 正義を根本原理に、アメリカ化していく世界
第4章 愛と幻想の天皇制
第5章 “ニホンゴ”という風景
第6章 国境を越えて、ひとは何を伝えうるか?
第7章 “意味”という病いを越えて

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mo

1
放たれるビートが心地よい2012/10/30

kotaro

0
「だからね、吉本隆明さんが、糸井重里のコピーがどうのこうのとかって書いてるのはさ、あれはポップでも何でもないわけでね。」2013/08/06

ちばゆりの

0
おもしろかった。17年前の対談と感じない、いま起きてる現象や自分の一時前の感情や願望をさらっと言われた気がした。 今と変わってないというか、時代ってこんなものなのかしら。 この本の後の村上龍氏の動きを追うのが楽しみ2011/02/14

abkbo

0
本棚から発掘シリーズ。傷→進化をしつこく主張する村上龍と、傷は傷のままなんだという椹木野衣。互いの主張はどこまで行っても平行線で決して交わることはない。二人の進化論への態度の違いはダーウィンと今西錦司を思わせる。意外だと思ったのは本当に痛い傷に対する村上氏の拒否を超えた拒絶反応だ。勢いはあっても、なんでもかかってこいというわけではないらしい。結論はないし、なくていいのだけれど、二人のぶつかり合いの激しさに、今はそういうのって失われてしまったなあと遠い目になった。2020/09/20

あべ

0
24年前 言われなきゃそんな昔の対談とは思えないような内容だった。変わったようで根本はそんな変わってないのかな。2018/12/05

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