音楽から解き放たれるために―21世紀のサウンド・リサイクル

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  • サイズ B6判/ページ数 333p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784845909391
  • NDC分類 764.7
  • Cコード C0073

内容説明

ヒップホップ、ジャズ、エレクトロニック・ミュージック…音楽モデルの破綻と解体の向こうに広がる新しい音の感じ方/聴き方。書き下ろし論考「word and sound」所収。

目次

1 word and sound
2 サウンドの源泉、現場、循環(beats&texture―「サウンド」の源泉1996~2000;2 scenes―「サウンド」の現場2000~2005;3 recycling―「サウンド」の循環と再生2005~20XX)

著者等紹介

原雅明[ハラマサアキ]
文筆、イヴェント・プロデュース、リリース・プランニング、レーベル運営を通じて、長年音楽の現場に多角的に携わる。有限会社corde代表取締役(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Shuhei Ueno

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トレンドはクラブミュージックだということ。曖昧な感覚だけど、バンドマンよりもトラックメイカーのほうが時代をサバイブする意思を持っていそうな気がする。主体的にサバイブしようとすると、ナカコーだったり岸田繁だったり、または、オマーロドリゲスのようなアプローチになるおか。確かにサウンド的だなあ、と思う。音楽も編集の時代だということなんだけど、この本も大部分が編集で出来ているという、テキストリサイクルというメタ的な。2015/06/19

tegege

0
字が小さい・・・。2014/11/02

0
彼の文章とはどうやら相性が悪く読みづらかったが要は、(市場社会に取り込まれ過ぎた音楽を糧に生活する人間が)音楽から解き放たれるために、って事なのかしら。音楽はタダの娯楽でしかなく、そこに見出した付加価値を利用して肥大化しすぎた業界の不要さが、物理媒体を要さずデータのみでやり取りできるようになってきた現在それが浮き彫りになってきた。音楽は死なない。過去の音をリサイクルしたりして、新しい音を創り、人々は楽しむ事ができるだろう。という希望を提示しながらも業界の終焉が垣間見える本であった。2013/03/28

tanigon

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文脈としてはどうしてもジャズ(演奏芸術)⇒(アブストラクト)ヒップホップ(リサイクル)に寄りかかっているのだけれど、視点の持ち方、ディスクガイドとしても大変勉強になりました。2012/04/05

夜行性の生き物

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ヒップホップは”サウンド”の世界に生きている。”音楽”の世界じゃない。だからとても革新的なのだ。ーマックス・ローチ SPIN誌のインタビューより2011/09/05

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