内容説明
“歌舞伎”というと、わかりにくい伝統芸能のひとつ、というイメージが強いと思います。たしかに、台詞は普段しゃべっている言葉と同じではないので、理解しづらいかもしれませんし、芝居の上でのいろいろな約束事や、繰り返し観なければ理解しにくい事柄もないわけではありませんから、それがそのまま皆さんから観て、敷居の高いものという印象につながってしまっている場合もあるでしょう。でも、歌舞伎を劇場で実際に観ていただければ、絢爛豪華な衣裳の色彩、多彩な仕掛け、ストーリーの奥深さなど、観ている人間を惹きつける要素にあふれたものであることは、わかっていただけると思います。なにを隠そう、著者もその魅力に惹きつけられたひとりです。本書では、そんな歌舞伎の魅力の一端を、できるだけわかりやすくまとめてみました。
目次
第1章 役者市川染五郎
第2章 歌舞伎LIVEに行こう!
第3章 演目解説
第4章 あでやかに魅せてこそ花
第5章 歌舞伎役者
第6章 観劇いろは
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
シュウ
5
歌舞伎の入門書としても使える1冊。2016/12/18
ねええちゃんvol.2
2
★★★★ ストーリーあり。とてもわかりやすい。初心者向。観劇の前に。2014/06/21
Anthony
1
演じている人が説明するので、知識偏重でなくて分かりやすい。いい演技のためには、よく勉強して、稽古して、歌舞伎を愛してというのが垣間見える。17年前の本、歌舞伎の本だけあって違和感ない。2017/06/18
yama-da
1
さらっと目を通した。今夏、子供歌舞伎を観に行ったのでちょっとだけ興味があった。リニューアルされた歌舞伎座にも一度行ってみたい。2015/11/27
ももせはる
1
イラストつきで楽しく読めた。隈取りやってみたいなー!!2014/05/05