医療連携のかなめ 地域医療支援病院―その準備から承認までのすべて

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B5判/ページ数 132p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784840732321
  • NDC分類 498.16
  • Cコード C3047

出版社内容情報

急性期医療を担う病院に求められている究極の姿は、第3次医療法において制度化された地域医療支援病院であると言われている。地域支援病院は、もともと地域医師会のかかりつけ医を支援する目的で制度化されたものであるが、地域の公的病院や中核病院が果たさなければならない使命や役割と一致している。本制度の創設以来、厳しい承認条件のために、全国的にみても医師会病院を除いて、一般病院の承認はごく僅かで承認取得の病院は60施設に満たない。本書は、医療連携の″かなめ″である地域の中核病院が、地域医療支援病院の承認を受けるために必要な事項について、その準備から申請にいたるまでを詳細に解説したものである。
【編集担当者コメント】地域支援病院の承認取得は、紹介患者への医療提供、救急医療の提供等の要件があげられていますが、概ね200床(200床下でも承認されている)あれば、病院内担当者の努力と病院内外の支援によってかなりの病院で可能といわれています。  本書は、大津市民病院の承認取得までを系統だって実際例を示しながら解説し、さらに申請者が書類作成中に頻回に発生する25の問題点をQ&Aでまとめました。申請に必要なすべての書類、関係法令、支援病院として必要な各種の規程集も掲載しました。

内容説明

本書は、地域支援病院を獲得するためにするべきことを、網羅して具体的に記されたものである。医療連携を推進し地域に貢献する医療を行ってきた病院が、現実的に高いと思われるハードルをいかに確保し、病院の機能を強化するかの過程が示されている。

目次

第1章 見えてきた国の医療提供体制の改革プラン
第2章 生き延びるための病院機能の分化
第3章 医療連携なくして、明日の病院はない
第4章 医療連携のかなめは、地域医療支援病院
第5章 地域医療支援病院の使命と役割
第6章 地域医療支援病院の承認を受けるには
第7章 承認後に保険算定するために
第8章 大津市民病院が承認を受けるまでの過程
第9章 地域医療支援病院に関するQ&A
資料