出版社内容情報
「化学物質の持つ情報を引き出し、その性格を理解すること」がリスクアセスメントです。本書は、わが国で行われているリスクアセスメントの手法と確立に関する研究結果をまとめたガイダンスとなる書籍です。【編集担当者コメント】化学物質のリスクアセスメントは、各方面でさまざまな手法で行われておりますが、これまで統一されたものがなく、その手法の改善と確立が各方面より望まれています。本書は、その改善と確立に関する研究成果を「どのような試験法によって得られた、どのようなデータがあれば、何をどこまで推測できるか」ということを共通に必須な内容としてまとめられています。
目次
1 リスクアセスメントの概念と目的
2 リスクアセスメントにおける優先順位づけ
3 リスクアセスメントの実際
4 リスクアセスメントの問題点とその科学的対応
5 リスクアセスメントの将来展望