出版社内容情報
医療職の卵のみなさんに向けて、難解な用語が多い解剖学・生理学の丸暗記から解放する書籍。結論を先に言う、繰り返し言う、関西弁の先生が「一つひとつバラバラで覚えるんやなく、関係があることをついでに覚えておくことが勉強のコツや」と指導する。
川畑 龍史［カワバタリュウジ］
著・文・その他
濱路 政嗣［ハマジマサツグ］
著・文・その他
目次
解剖生理学導入
血液・免疫
消化器系
呼吸器系
循環器系
泌尿器
神経
内分泌
生殖器系
感覚器
運動器
著者等紹介
川畑龍史［カワバタリュウジ］
名古屋文理大学短期大学部食物栄養学科准教授。愛知学院大学心身科学部健康栄養学科客員研究員。１９７８年京都生まれ。２００７年大阪大学大学院医学系研究科博士課程修了、博士（医学）。国立長寿医療センター（研究所）博士研究員を経て、現職。看護師国家試験予備校さわ研究所にて講師の経験あり。専門、解剖生理学、生化学、病理学
濱路政嗣［ハマジマサツグ］
京都大学医学研究科呼吸器外科学助教。２００１年京都大学医学部卒業。２００８年まで日本国内（京都・静岡・滋賀・岐阜）で一般外科・心臓血管外科・呼吸器外科のトレーニングを受ける。２００９～２０１２年メイヨークリニックの一般胸部外科・ハーバード大学附属ブリガムアンドウィメンズ病院の胸部外科に３年間臨床留学し、この間約８５０の手術症例を経験（臨床フェローとして勤務）。２０１６年より現職。進学塾鉄緑会大阪校英語科主任、大阪医専非常勤講師の経験あり（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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フロム
4
パラパラ〜と眺めた程度だけど、とぼけた表紙と裏腹に内容は硬め。ノー勉強の人がいきなり読むにはハードルが高いと思う。ただ腹膜後器官とは？みたいな何となく覚えて流してしまいがちな知識をキチンとフォローしてるのは非常に良いと思う。が詳しく説明しようとする余りちょっとこの知識いる？と言うレベルで踏み込んでる所もあるので取捨選択して上手く読み飛ばして欲しい。膝を打つ解説も多いので、解剖学の授業が崩壊してて訳わかめな学校とかは副読本として置いといても良いと思う。総合評価的にはファーストチョイスはやめた方が良いと思う2022/03/05
ぷに
0
網羅的ではないものの、解剖学で暗記が必要な内容のうちいくつかのテーマについて、生理学と少しだけ病理とも結びつけて説明しているため、丸暗記ではなく横断的な理解ができ、知識の定着に良いと感じました。またテーマを跨いで出てくる物質等については、前に説明された内容を忘れていないか復習しながら読み進めることができます。当然ながら辞書のような専門書と比べると説明が省かれている部分も多く、物足りなさを感じるかもしれませんが、横串的な視点による気づきを得ることができ、ちょっとした息抜きにもなるので、総じてお勧めの本です。2020/08/30
