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内容説明
あなたは愕然とするだろう。『ジャングル大帝』や『紫電改のタカ』の悲劇的な終わりに!『デビルマン』や『東京大学物語』の予想外のエンディングに!『銀牙』や『きまぐれオレンジロード』の見事な締め括りに!本書は、50年代から現在まで、各時代を代表する漫画のなかから時を超えて輝き続ける衝撃的な最終回13本を完全収録。「最終回」という視点から、戦後半世紀の漫画文化を俯瞰する。
目次
「ジャングル大帝」の最終回(手塚治虫)
「紫電改のタカ」の最終回(ちばてつや)
「サイボーグ009」の最終回(石ノ森章太郎)
「デビルマン」の最終回(永井豪とダイナミックプロ)
「エコエコアザラク」の最終回(古賀新一)
「SWAN」の最終回(有吉京子)
「我ら九人の甲子園」の最終回(原作/高橋三千綱 作画/かざま鋭二)
「銀牙―流れ星銀」の最終回(高橋よしひろ)
「きまぐれオレンジロード」の最終回(まつもと泉)
「あさってDANCE」の最終回(山本直樹)
「みのり伝説」の最終回(尾瀬あきら)
「Doctor K」の最終回(真船一雄)
「東京大学物語」の最終回(江川達也)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
整体マッサージ『無庵』
20
話題作だが、意外に最終話を知らなかった自分に吃驚(^_^;)。最近は某少年誌等で出版業界の裏側を赤裸々に語られるマンガが幾つかありますが・・当時は、涙を飲んで最終回を書かざるを得なかった作家さんも多かった事がうかがえます。大人気作品でもそうなんですから・・他は推して知るべし。2013/07/19
山田太郎
9
あんまり好みの漫画が少ないので、いまいち。やっぱり最初から読まないとだめだと思います2010/10/16
bluemint
4
前半の「ジャングル大帝」「紫電改のタカ」「サイボーグ009」「デビルマン」は読んでいたが、最終回は全く知らなかった。連載終了については編集部の都合も大いにあるようだが、それなりに皆面白かった。あらすじや関係者の証言も読み応えがあった。忙しい渦中の作家にサインをねだる子供にアシスタントが別室で色紙にサラサラと描き上げ、サインまで入れてしまった。このアシスタントが永井豪だったなど、解説も充実している。さすがダヴィンチ編集だ。掲載されているマンガの半分知っていれば読む価値あり。2018/08/01
neimu
2
選ばれている作品を見て、納得できるか出来ないかという所が微妙だけれど、リアルタイムで読んだのが、SWANまでだから仕方がないかと言えば仕方がない年代。圧巻は009とデビルマンだけれど、紫電改のタカは改めて哀しかった。連休のこどもの日、図書館でしみじみ昔の作品の思い出に浸った。2012/05/05
還暦院erk
2
元旦の読了がこれか。読み応えあった。手塚治虫先生の作品が一番印象に残った。2012/01/01