目次
序章 ミャンマー的国民国家の枠組
第１章 ビルマ世界
第２章 モン世界
第３章 カレン世界
第４章 カヤー（カレンニー）世界
第５章 シャン（タイ）世界
第６章 カチン世界
第７章 チン世界
第８章 ヤカイン世界
終章 官製民族世界の形成
著者等紹介
伊東利勝［イトウトシカツ］
愛知大学文学部・教授、専攻：東南アジア経済史（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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日暮里の首領様
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20世紀後半に相当に恣意的・政治的に創られたビルマという政治空間を、とりあえずそのまま受け入れた叙述から、それを内在的に批判していく野心作。各「民族世界」の詳細な叙述は論者に任せられていて、時には整合性や細かさが失われているようにも思われたけれども、前述の全体的なデザインが優れているので◎。何よりこのレベルの内容が日本語で読めるというのが、素晴らしい。2012/11/28
