キャッシュ・フロー簿記会計論―構造と形態 (改訂版)

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  • サイズ A5判/ページ数 170p/高さ 23cm
  • 商品コード 9784839419264
  • NDC分類 336.91
  • Cコード C3034

内容説明

本書が扱うテーマはこのインカムとキャッシュ・フローの簿記会計、とりわけその構造論的考察である。今日のキャッシュ・フロー会計をめぐる議論がどちらかいえば情報機能分析や制度分析に偏る傾向のあるなか、財務報告制度の根幹にある会計記録計算の構造を考察する意義は大きい。

目次

第1章 キャッシュ・フロー計算と複式簿記―直接法と間接法の計算構造
第2章 損益計算とキャッシュ・フロー計算の簿記構造―その同型性
第3章 キャッシュ・フロー計算と複式仕訳―複式仕訳の相対比
第4章 損益計算とキャッシュ・フロー計算のギャップ分析―恣意性と客観性
第5章 損益計算とキャッシュ・フロー計算の動的統合モデル―簿記的結合と会計的統合
第6章 複式簿記のサイエンス―複式簿記とは何であり、何でありうるか
第7章(補章) キャッシュフロー革命と複式簿記―資本/利益/キャッシュの簿記原理的考察

著者等紹介

石川純治[イシカワジュンジ]
1980年大阪大学大学院経済学研究科博士課程単位取得。福岡大学講師・助教授を経て1985年大阪市立大学商学部助教授。1990年同教授。現在に至る。経済学博士(大阪大学)。公認会計士第2次試験委員(2000年度~)
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