内容説明
本書は、経済構造の分析、あるいは法体系の分析という視点から、大化改新、律令国家、所有の問題、天皇制及び国家史、民衆史等々について、その学説史、史学方法論なども含めて、究明したものである。著者は、鋭く論理的かつ実証的立場に立つものであり、特に戸令・田令・賦役令の比較法的、継受法的分析は、葛贄の慣行などに及ぶ豊富な内容を含んでいる。
目次
第1章 大化改新論
第2章 律令国家論
第3章 比較律令制論―序論
第4章 日本古代における所有の問題
第5章 律令国家と天皇
本書は、経済構造の分析、あるいは法体系の分析という視点から、大化改新、律令国家、所有の問題、天皇制及び国家史、民衆史等々について、その学説史、史学方法論なども含めて、究明したものである。著者は、鋭く論理的かつ実証的立場に立つものであり、特に戸令・田令・賦役令の比較法的、継受法的分析は、葛贄の慣行などに及ぶ豊富な内容を含んでいる。
第1章 大化改新論
第2章 律令国家論
第3章 比較律令制論―序論
第4章 日本古代における所有の問題
第5章 律令国家と天皇