歴史学叢書<br> 律令国家と社会構造

歴史学叢書
律令国家と社会構造

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  • サイズ B6判/ページ数 282p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784839003005
  • NDC分類 210.3
  • Cコード C3021

内容説明

本書は、経済構造の分析、あるいは法体系の分析という視点から、大化改新、律令国家、所有の問題、天皇制及び国家史、民衆史等々について、その学説史、史学方法論なども含めて、究明したものである。著者は、鋭く論理的かつ実証的立場に立つものであり、特に戸令・田令・賦役令の比較法的、継受法的分析は、葛贄の慣行などに及ぶ豊富な内容を含んでいる。

目次

第1章 大化改新論
第2章 律令国家論
第3章 比較律令制論―序論
第4章 日本古代における所有の問題
第5章 律令国家と天皇

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ひろただでござる

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書名とは違い具体的な著述は殆ど無く比較方法論に終始していたので少し期待はずれでした。古代中国の律令と古代日本の律令を比較研究する人には役立つかな?古代の社会階層ということでマルクスの唯物史観がところどころ顔を覗かせてます。古代日本の律令はなぜ隋唐の律令のフルコピーをしなかったか?という分析と付論Ⅱの「古代国家と民衆」が具体的で面白かった。2017/01/07

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