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内容説明
「三百万人餓死しても、核恫喝を」―自国の民を犠牲にして弾道ミサイルをつくる「意味」とは何なのか。爆弾テロ、核開発疑惑、ミサイル威嚇、工作船による領海侵犯、日本人拉致問題…。国際非難を浴びながら、北朝鮮は何をしようとしているのか。“地獄の中の地獄”と言われる「強制収容所」、その実態とは?日本から金正日政権に莫大な献金をする「朝鮮総聯」とは何か。あらゆる角度から、「仮面国家」のベールを剥ぎ、その正体に迫る、著者渾身の書き下ろし。
目次
第1章 金正日は何を考えているのか―北朝鮮に“君臨”する男の素顔
第2章 “謎の国”北朝鮮の現状―危機はどこまで深刻なのか
第3章 身分がすべてを決める国―人間を“生きた屍”にする社会システム
第4章 強制収容所、その恐怖の実態―そこで、たったいま、何が起きているか
第5章 北朝鮮の軍事力、その真相―“アジアの火薬庫”を徹底解剖する
第6章 朝鮮総聯と北朝鮮の隠された関係―“危険な国”を支える「犯罪組織」の謎に迫る
第7章 北朝鮮と“ひ弱な国”日本の危うさ―拉致、スパイ、そして軍事的脅迫
第8章 北朝鮮、その知られざる歴史―東西冷戦の“落とし子”の「過去と未来」