内容説明
読売巨人軍の工藤公康投手は、現役最年長である四一歳で、「通算二〇〇勝」を達成しました。四〇歳を超えた今なお、最盛期を続ける工藤投手の原動力が「粗食」(和食を中心とした食生活)にあることは、意外に知られていません。工藤投手は、八〇年代後半に成績を落としましたが、九〇年、食生活に「粗食」を導入。以来、五年連続で二ケタ勝利をあげ、驚異の復活を果たしました。本書では、工藤家と親交の深い著者が、「粗食」の基本的な考え方から、工藤投手の「粗食レシピ」までをわかりやすく解説。
目次
1章 鉄腕・工藤公康驚異のスタミナ源は「粗食」にあった!(「二〇年間、エース級でいる」ということ―工藤公康のすごさ;四〇歳を超えてなお、「一四八キロの速球を投げられる」理由 ほか)
2章 食の力を最大限に引き出す「工藤家の食卓」(「少種少量の食材選び」が「工藤家の食卓」の基本;二〇〇勝のエネルギー源は「だし」にあった! ほか)
3章 工藤式・粗食は「あなたの体」を若くする!(バリー・ボンズの食事、工藤公康の食事;「粗食効果」は早くて一週間で現われる! ほか)
4章 疲れと無縁!最強の体をつくる「粗食」一週間レシピ(一週間で若返る!サラリーマンのための「粗食」レシピ;粗食―今日からできる基本4カ条 ほか)
あとがきに代えて 幕内秀夫×工藤公康特別対談 「いい体に戻れる食事」がある!
著者等紹介
幕内秀夫[マクウチヒデオ]
1953年茨城県生まれ。東京農業大学栄養学科卒業。管理栄養士。フーズ&ヘルス研究所主宰。長寿村の研究をきっかけに民間食養法の研究を始める。現在、帯津三敬病院、松柏堂医院などで食事指導を実践しているほか、病気や健康に役立つ実践的な食養法の第一人者として新聞・雑誌などでも活躍する。『粗食のすすめ』『粗食のすすめ実践マニュアル』(東洋経済新報社)『なぜ「粗食」が体にいいのか』『体によい食事ダメな食事』(三笠書房・知的生きかた文庫)などの話題作は、これまでの栄養学の常識をくつがえすものとして反響を呼んだ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
雨巫女。@新潮部
雨巫女
Humbaba
Atsushi Mori
ozapin