青い目の近江商人ヴォーリズ外伝―「信仰と事業の両立」を果たした師ゆかりの地を歩いて

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  • サイズ B6判/ページ数 316p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784835538792
  • NDC分類 289.3
  • Cコード C0095

内容説明

日本人妻をめとり、滋賀県近江八幡市で生涯、「信仰と事業の両立」を実践したヴォーリズ師の波乱に富んだ人生を、「メンターム」の近江兄弟社社長みずからが掘り起こした評伝。

目次

第1章 アメリカ中西部の風土が生んだ人間性
第2章 大志を抱き近江八幡で始動、そして成功へ
第3章 国内外から注目を集め、数々の論評
第4章 万人を愛し、万人を救おうとして
第5章 足跡を探る北米“旅考”と自作の詩歌
第6章 今も息づく青い目の近江商人

著者等紹介

岩原侑[イワハラススム]
1934年新潟県生まれ。新潟大学理学部卒業後、近江兄弟社学園に数学教師として赴任。のちに近江兄弟社グループ各社に転属し、1974年に(株)近江兄弟社管理部長を経て、1975年代表取締役に就任。現在、(株)近江兄弟社代表取締役社長、(財)近江兄弟社理事長、(学)近江兄弟社学園理事長、近江オドエアーサービス(株)代表取締役などを兼任する。近江八幡商工会議所会頭
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

天の川

20
読友さんからのご紹介本で一柳満喜子の生涯を描いた「負けんとき」と併読。建築家ヴォーリズが宣教師で、布教のために多彩な活動をしていたことを初めて知った。メンソレータムの販売、ビルや邸宅の設計などで得た収益を学校や幼稚園、療養所などの社会活動にまわし、私有財産を禁止はしないが認めない。彼が作った当時の近江兄弟社は、キリスト教を基調とした原始共産社会のようだ。ヴォーリズの純粋な心と溢れる才気に支えられた経済共同体は彼の死と共に破綻に向かう。「信仰と事業の両立」に成功した彼の軌跡は興味深いものだった。2014/10/07

mami

4
軽井沢検定を受けた時に初めて名前を知ったヴォーリズ氏。そこから興味が湧いてこの本を手に取ることに。日本を愛し、発展に寄与して下さった数々の功績を知り感動。もっと名前が周知されて欲しい人物。私の恩師が滋賀県出身ということもあり、勝手に親近感を覚えてしまう。滋賀に行きたい、ヴォーリズ記念館を是非見てみたい。2016/01/29

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