内容説明
どんなときにも想像力をいっぱいに働かせ、気高く果敢に生きるセーラがたぐり寄せる友情と奇跡の物語『小公女』。100年間読み継がれた、19世紀ロンドンの寄宿学園を舞台とする古典の名作が、味わい深く読みやすく、かつ精確さをとことん追求した訳文によって、生き生きとあざやかに甦る。児童文学作家・高楼方子による渾身の翻訳。
著者等紹介
バーネット,フランシス・ホジソン[バーネット,フランシスホジソン][Burnett,Frances Hodgson]
1849年、イギリスのマンチェスターに生まれる。十代で一家とともにアメリカに移住、のちに市民権を得て結婚し二児を得た。初めは小説家として名をなし多くの作品を発表、さらに『小公子』(1886)『小公女』(1905)『秘密の花園』(1911)によって、児童文学作家としてもその地位を確立した。米英両国に生活拠点を築き、大西洋を渡ること計三十三度というコスモポリタン的な人生を送る。1924年歿
高楼方子[タカドノホウコ]
1955年、函館市に生まれる。東京女子大学文理学部日本文学科卒業。少女期に、リンドグレーンやケストナー、石井桃子の仕事など数々の児童文学作品に魅了され、影響を受けて創作を始めた。『十一月の扉』(リブリオ出版・新潮文庫・青い鳥文庫/産経児童出版文化賞)『わたしたちの帽子』(フレーベル館/小学館児童出版文化賞/赤い鳥文学賞)『キロコちゃんとみどりのくつ』(あかね書房/児童福祉文化賞)『おともださにナリマ小』(フレーベル館/産経児童出版文化賞/JBBY賞)などがある
ベッツ,エセル・フランクリン[ベッツ,エセルフランクリン][Betts,Ethel Franklin]
1878年、アメリカのフィラデルフィアに生まれ、十九世紀末から二十世紀初頭にかけて写実的な画風で活躍した女性画家。著名な作家・挿絵画家ハワード・パイルの画塾に学び、詩集や小説の挿絵のほか、わらべ唄集、『マザー・グース』などにも絵をつけている。1956年歿(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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