愛知の地名―海進・災害地名から金属地名まで

愛知の地名―海進・災害地名から金属地名まで

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  • サイズ A5判/ページ数 193p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784833110969
  • NDC分類 291.55
  • Cコード C0026

内容説明

災害の記憶、文化の歴史、太古からの人々の営み…。地名に秘められた“不思議”を読み解く。

目次

愛知の地名
愛知の市町村名
海進と地名
崖地名
巨石信仰地名
川地名
道地名
災害地名
金属地名
縄文時代からの地名
難読地名
その他

著者等紹介

中根洋治[ナカネヨウジ]
1943(昭和18)年、岡崎市細川町生まれ。1966(昭和41)年、立命館大学理工学部土木工学科卒業。愛知県の土木建設関係技術職員として、道路・橋梁・河川事業に関わる。2004(平成16)年3月、愛知県職員退職。工学博士(土木史)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

きゅうり

6
漢字を無理に当てはめた縄文時代の呼び名、音が地形の意味を表している。スガが砂の集まる地、とか。海進で、変化する海岸線が地名に残る。なんて面白いの!合併、改名で地名が消えるのは残念だね。しかしながら行き倒れ→行倒→幸道、ってのは驚き。

まちこ

1
13~14万年前の熱田海進の頃の地名が残っているという主張がすごい驚き。確かに状況を考えればそういう結論になるんだ。弥生・縄文を通り越し新人でさえない時代の地名。その頃から我々は日本語を使っていたのだろうか。使っていたんだろうな、日本語に近い何かを。日本史認識って卑弥呼の前がもやっとし過ぎで、なんか2~3世紀くらいには暮らしてたんでしょ?くらいの認識しかないんだけど、それ以前、文字発明以前に連綿と続いていたであろう日本人の暮らし、そこは暗くて、手探りで、なんか怖いけど、魅力的だと思った。2017/08/24

nata

1
地名や語源の話は門外漢にはどれが本当でどれが俗説なのか分かりにくい。この本の中にも、私にはどうも牽強付会に思えるところがなくもないが、どの程度一般的な説なのだろうか。とはいえこの地方に住んでいる人にとっては身近な地名について論じているので、興味深く読めると思う。2016/02/04

愛理ちゃん88

1
震災に備えるためにも地名の勉強は必要である。2013/05/12

マトコ

1
子供の頃から地図好き、地名好きで、生まれ育った町の謂れが気になっていました。この本は自分の通った保育園からお寺さんのことまで!ちらりと載っていて私の長年の疑問を解決してくれました。地名の謂れが何であるか調べると、地質の特徴、危険箇所などがわかってくる。地名は意味があるものであり、何でも新しく改革しようとする感覚は、文化の後退を意味するものといえる…この言葉に何度も頷いてしまいます。愛知の地名とのことですが全国地名にも言及しています。とても参考になり、楽しく読みました。2013/01/22

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