内容説明
東海一大きな古墳から、名古屋最古の遺物まで―。推理と想像を楽しみながら名古屋の遺跡をたどり、古代人のこころと暮らしに迫る。
目次
1 名古屋の遺跡散歩(名古屋の聖域を歩く―東谷山の古墳めぐり;今も昔もにぎわいの町の中で―前津・大須から名古屋城下町へ;名古屋のヘソ―古渡かいわいの歴史を歩く;あゆち潟を臨むみち―金山から熱田へ;路地を訪ねて瑞穂台地―桜山から山崎川へ;「松巨嶋」の遺跡を歩く;なるみの海をたどるみち;窯都名古屋を歩く―地下鉄でいく窯跡めぐり;おまけ・ドライブの途中に考古学―名古屋近郊で古墳三昧―岐阜県可児市の古墳めぐり)
2 都市公園に残る遺跡たち
著者等紹介
服部哲也[ハットリテツヤ]
1960年、愛知県生まれ。花園大学文学部史学科卒業。現在、名古屋市見晴台考古資料館学芸員
木村有作[キムラユウサク]
1956年、愛知県生まれ。同志社大学大学院文学研究科修了。名古屋市見晴台考古資料館学芸員をへて、現在、名古屋城管理事務所学芸員
纐纈茂[コウケツシゲル]
1974年、岐阜県生まれ。東京学芸大学大学院教育学研究科修了。東京都あきる野市前原遺跡調査会をへて、現在、名古屋市見晴台考古資料館学芸員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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まのん
2
ビル街の散歩が楽しくなる本。2015/02/08
ヘムレンしば
1
名古屋で古代遺跡?そんなのあるの?と興味をひかれて図書館で借りましたが、結局はまぁ”ほとんど跡形もない”状態でした。名古屋の街中を散歩しながら、かつて遺跡や古墳のあった場所を見て,昔の姿を想像するといった趣向になっています。かなりマニアレベルが高いかとw ビルだの道路だの見て縄文時代を思い浮かべようとか言われてもなぁw土地勘が無いのでグーグルマップ見ながら読んだのですが、グーグルマップだと高低差が判りにくいのでダメですね。現地で歩き周るのが一番いい。2014/03/17