近代アイヌ教育制度史研究

近代アイヌ教育制度史研究

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  • サイズ A5判/ページ数 457,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784832958319
  • NDC分類 372.11
  • Cコード C3037

内容説明

アイヌ児童を対象にした小学校(アイヌ学校)の設置から、その特設制度の廃止まで(1870年代~1930年代)、近代日本のアイヌ教育政策の展開過程を「北海道旧土人保護法」・「旧土人児童教育規程」・アイヌ学校の詳細な実態分析を基軸に考察する。

目次

序章 本書の課題と方法
第1章 アイヌ居住地の変容とアイヌ学校の設置
第2章 「北海道旧土人保護法」「旧土人児童教育規程」の成立と特設アイヌ学校の設置
第3章 アイヌ学校の実態
第4章 コタンの“エパカシヌ・ニシパ”―アイヌ学校の教員とコタンとの関わり
第5章 アイヌ教育政策とアイヌ民族の要求・批判との拮抗―アイヌ児童就学率「上昇」の実相
第6章 「旧土人児童教育規程」の廃止
第7章 一九三七年「北海道旧土人保護法」改正と特設アイヌ学校の全廃
資料編