対雁の碑(ついしかりのいしぶみ) - 樺太アイヌ強制移住の歴史

対雁の碑(ついしかりのいしぶみ) - 樺太アイヌ強制移住の歴史

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 340p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784832892057
  • NDC分類 316.811
  • Cコード C0021

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Miyoshi Hirotaka

19
アイヌは千島、北海道、樺太に居住。東進してきたロシアの植民地経営に協力したり、北上してきた松前藩と交易したりした。ロシアがクリミア戦争の打撃と衰退により後退を決定。アラスカを売却、千島と樺太を交換。日露戦争により樺太南半分が再度日本領になるという国境画定に伴い、アイヌの移住や再移住が発生した。わが国は、狩猟を生業とするアイヌに農業への転業を勧め、教育の機会も提供。いわゆる同化政策を行ったが、それらがすべてうまくいったわけではなかった。対雁(今の江別)に移住し、樺太に再移住した記録を丹念に調べ上げた力作。2020/07/02

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/2334058
  • ご注意事項