目次
１章 ドキュメント 地域のために（地域の人といっしょに考え、行動していくことが肝心―山田和彦さん・伊豆市役所（静岡県）総務部地域づくり課主査
都市の魅力を高め、市民が一体感をもてるように―柳田香さん・さいたま市役所都市戦略本部シティセールス部主幹
役所の仕事はすべて市民につながっている―市川裕之さん・小平市役所次世代育成部保育課課長補佐）
２章 地方公務員の世界（地方公務員とは―住民全体の奉仕者、公共性の強いサービス業；地方公務員の職場・組織―きわめて幅広い行政職、各部門ごとの技術職；さまざまな地方公務員；地方公務員の生活と収入；地方公務員の将来）
３章 なるにはコース（適性と心構え―中立で公平な判断ができることが大事；試験の概要―学歴による制限はほぼない 毎年変わる採用人数；試験の内容と合格率―各試験ごとの出題傾向と受験者数の変化；就職の実際）
著者等紹介
井上繁［イノウエシゲル］
東京都生まれ。早稲田大学政経学部卒業。日本経済新聞社で自治、地域、都市問題担当の編集委員、論説委員などを歴任、社説、時評などを執筆した。２０００年から常磐大学コミュニティ振興学部教授、２００４年から常磐大学大学院コミュニティ振興学研究科教授を併任、この間、コミュニティ振興学部長などを務めた（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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hatohebi
5
奥付に2015年とあるが、実際には2004年の旧版を改めたもので、インタビューが東日本大震災や環境に触れた最新の内容に改められている。どの地方でも、少子高齢化による人口・労働力・財政の減少と、地方への権限移譲による業務の拡大に対応していかなければならない。地方公務員は私達の生活にますます重要な存在となるだろう。2023/02/08
よしひろ
5
公務員の魅力が詰まっている。公務員は女性にも人気。遠隔地への移転がなく、待遇面の男女差もない。地元を愛し、使命感に燃える公務員の魅力が響いてくる。2016/04/24
智
3
転職活動中につき業界研究の一貫として読みました。 市役所の窓口など市民からよく見えている部分だけでなく、実際にはこういう仕事や課題があるんだよということで参考になりました。 また、本書には公務員の方から「公務員を目指す方へのアドバイス」欄が数名分掲載されており、こちらも参考になりました。2017/07/12
ふーりん
1
地方公務員ってどんな仕事をするんだろう、市役所職員以外にどんな職種があるんだろう、と気になりこの本を読みました。 現場で働く現職の方々の声も読めたので、仕事のイメージが湧きやすくて良かったです。自分は精神障害を持っているのですが、障害者雇用の記述では身体のことしか書かれていないのが気になりました。向いてないと思われてるのかな。2021/02/04
東武ことり
1
印象に残ったところ。現役の方たちが語った公務員に必要なスキルとして、「企画力」「(民間と連携する際の)納得を得られるような対話」などが必要なんだそうです。又、大きい組織ゆえに、大きい事ができるというくだりも、なるほどなぁーって感じ。分かっているようで、意外と分かってなかった公務員のお仕事。2019/02/25
