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内容説明
「和穂、奴が来る!嫌だ!あいつは厄介すぎる!!」「ちょっとちょっと、いきなりどうしたのよ殷雷!」いつもの鋭い眼光が消え、長い黒髪を掻きむしり絶叫する殷雷に、和恵は不安を募らせる。どうやら地上に飛び散った神秘の道具、欠陥宝貝が近くに迫っているらしい。しかし、殷雷をここまで慌てさせるとは、なんの宝貝なのか…。元仙人の和穂と、お供で欠陥宝貝の殷雷刀が行くところ、騒ぎの起こないわけがない!月刊ドラゴンマガジンに掲載され、大人気となった表題作を含む短編4本に、書き下ろし中編一本を収録。長編とは一味違う雰囲気が楽しめる、中華風異世界ファンタジーシリーズ短編集第2弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ABCorenge
10
再読。短編集その2。その昔、ドラゴンマガジンではスレイヤーズを筆頭に、人気作品ではシリアス気味な本編とおふざけ満載の短編集を2本立てにする風習があったのです。絵柄も90年代を思わせる、懐かしの雰囲気。2021/09/06
ナカショー
7
殷雷と同時期に作られた四本刀の最後の一振りの深霜が短編集で登場。短編は短編で本編ほどシリアスにならないコメディよりの珍道中が読めて楽しいですね。深霜は本編の方にも出てくるのだろうか?2020/11/11
お萩
6
4本刀出揃って、どんな会話をするのかすごく見たい。断縁獄の中で殷雷は誰に九転鍼を打ってもらったんだろ。和穂のツインテールに一言欲しかったがあっさり解いてしまって、殷雷用ではなくまさかの香純用だったかとおののいたり。というか香純のあの属性設定はなんだったんだ(笑)わちゃわちゃしてたけど番外編らしく楽しめた。2015/04/21
でーたべーす
3
深霜がすげー好きだった昔。2012/05/18
黒ノ岸シン
1
たいへん面白かった2021/01/21