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内容説明
彼が私を認めたのは情愛からではなく、好敵手として。ならば理を以って謀る限り―彼は眼差しを向けてくれる。「私の軍をラジャス閣下に預けます」胸の奥に情熱を秘め、元勇者にして現魔王、そして統一帝国皇帝たるサラ=シャンカーラは、そう宣言した。現魔王に対応する勇者が存在するはず―サラへの反逆ともとれる内容の書簡に端を発し、揺れる帝国上層部。それぞれ思惑を持つ重臣たちから、勇者候補として元魔王ラジャスの名が上がった時、事態は動く。暴走する“勇者探し”抑制のため、サラはある手段を講じるのだが…。そして2人が三度邂逅する時、明らかになる“真の勇者の姿”とは!?謀略のラブ・ストーリー、第2幕。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みるく
1
この巻から年表が。細かい(>_<)2016/05/04
alice
1
ラジャス到着前に逃げちゃったサラが可愛すぎるw 2010/05/26
ちゃか
0
再読。「――問う。勇者とは、何か?」。口絵のこのセリフがまた。言葉遣いが結構好きなんですかね。勇者が魔王となったからには、新たな勇者がいるはずだ。その発想がもう素晴らしすぎて。 2013/05/06
deltazulu
0
再読。サラの秘めた思いに胸きゅんしつつ、やはりこのシリーズの面白さは、飛び抜けた二人がいることですよね。策の見せ方がほんと素敵。2009/05/30
soundsea
0
再読。ウィチィロポチトリはいつ読んでもかっこよいのう。あとナナさん意外すぎる。しかしここんちはみんなこんなあわてんぼうの粗忽者ばっかなのかw2009/05/26