- ホーム
- > 和書
- > 文庫
- > ティーンズ・ファンタジー
- > 富士見ファンタジア文庫
内容説明
「“見えざる精神の精霊よ、姿遮る衣をボクに”」精霊語をそっと囁くのと同時に、ノリスの姿が掻き消える。足音を消し、怪しい男たちに近づく。そこでノリスが聞いたのは、かつての仲間・イリーナらが請け負った仕事“ユニコーン護送”の妨害計画。ノリスは、計画を止めたいと考えるが、ガルガドにはイリーナたちに関わることを反対されていた。自分一人でなんとかしようと思うノリスだったが…(「へっぽこ冒険者と緑の蔭」)。“中原”―オーファン、ロマール、ファンドリア、ラムリアースの四国が鎬を削る激動の地。“中原”を制するものはアレクラストを制するとすら言われる、最重要地域を舞台に紡ぐ四つの物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぷるっちょ
0
ソードワールド短編集。主人公は【レイニー・メモリー】がペラペラーズよりベルカナで、リプレイだと只の親バカだったベルカナのパパがちゃんと父親らしく描かれていた。【黄金の車輪】がダークエルフの口づけよりベラだが、相変わらず敵も味方も内情をペラペラ良くしゃべる。【夢見し黄金色】はオリジナルの話。【へっぽこ冒険者と緑の陰】がヘッポコーズよりガルガドとノリスのコンビで、イリーナ達と別れた直後の話を描いている。ユニコーンをラムリアースに返還する為の旅に出ていたイリーナ達とガルガド・ノリスは結構ニアミスをしていた様だ。2015/12/26
マコト
0
黄金の車輪を読みたくて読み直したが、夢見し黄金色、へっぽこ冒険者と緑の蔭が、冒険者らしさを感じて読んでいて楽しかった。2020/10/29