富士見ファンタジア文庫<br> 風の大陸〈第24部〉白光

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富士見ファンタジア文庫
風の大陸〈第24部〉白光

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  • サイズ 文庫判/ページ数 280p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784829115107
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

青年を、茂みから躍り出た刺客たちが囲んだ。剣が、弓が彼を狙う。「ティーッ!」ラクシは、渾身の叫び声をあげた。すかさずの抜刀。そして、庭園を走る。間に合うのか?護れるのか?瞬間、ラクシは自問自答し、気づいた。ティーエのもとへ走ればいい、自分の気持ちに素直になればいいということを。その刹那、永遠と思えた二人の距離は、近づいていった…。いよいよ執行されるカリスウェンの処刑。人々の心の奥庭に流れる濁流のような感情が、幾筋も交わる。血が飛び交い、命たちがぶつかり合う。そして、激闘の向こうに見えるわずかな白光とは?超大河ファンタジー、太陽帝国編完結。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

文庫フリーク@灯れ松明の火

37
おお、口絵の六侯・カリスウェンが凛として。されどストーリーは凛とせず、ひたすら回り道。メインテーマの外堀埋め立てに費やされる。《寵愛者ヘルルダル》ドラちゃんもレイトリンと見分け付かない上に、やたらと白く善化して。太陽帝国編のクライマックス・・・ですよね?ご都合主義ばんざい(力無くうなだれる)2011/05/10

朱音

9
土壇場でうまいことやって、一件落着、の落としドコロがなんだかビミョー。日本の中世史とかなら政変に敗れた将が隠岐に流されたり出家させられたりということに当たるかもしれないけど、元々そういう要素というか資質のあった人なんだから最初っからそうしておけばよかったんじゃないかい!という気がしてなりませぬ。表紙のラクシはきりりとかっこいいのに、本文はまったく女の子なところもちと惜しい。将棋をさす霊、結構好き。もう出て来ないだろうけど(笑)宗教的カリスマ性を利用して大衆を、というのやっぱり「夢見る惑星」に似てるなぁ。2010/09/02

みとん

5
ねぇ!口絵のカリスウェンが全部悪役っぽいよ(笑)どうしたの〜!?さて、内容ですが、カリスウェン編終了〜といった内容です。世界の終末のことがだいぶ忘れ去られ気味なせいで完結みたいな雰囲気でしたけど。ジッダは目覚めのシーンを省かれ、いつのまにか目を覚ましており、ラクシと共にいつのまにかドラちゃんのお友だちになってました。ラクシたちがメインならちゃんと書いてて欲しいよなぁ。ドラちゃんは短期間(冊数は多い)でいい子に育ってました。第三候も意外にあっさりと始末され、残るは終末阻止!今巻のMVPは牢獄幽霊候で(笑)2011/05/07

永山祐介

3
本当にやっとひと段落ついた感じです。2003/04/23

kei

0
☆☆☆☆2017/08/25

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