内容説明
ミクロコスモスからマクロコスモスへ、宇宙創成の瞬間から来たるべき終焉の日まで、時空の壁を突き抜けて自然の謎を説きつくす、ガモフ博士による現代宇宙科学への招待。
目次
1 1、2、3…無限大(数の遊び;空間、時間、アインシュタイン;ミクロコスモス;マクロコスモス)
3 宇宙の創造
3 わが世界線
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
absinthe
17
ガモフは、ビッグバン宇宙を唱えた一人。宇宙の成り立ちについて当時の考え方がわかる本。異才ガモフならではのサーヴィス精神にあふれている。
ダージリン
0
非常に面白い。理系が知っておくべきことが網羅されている感じだ。トピックの選定や解説の仕方なんかを見ると、その後のポピュラーサイエンスに対し、ガモフがある種の方向付けをしたのではと思えるほどだ。もっと古い時代に似たような本があったのかも知れないが、それぐらい正統で見事だと思えた。2013/12/31
不以
0
電子計算機が“建設”されたらという言葉に、ん?と思ったが、そういえば六十年前の本だ。極微から極大、無限と一貫した広範囲さが楽しかった。2012/06/24