内容説明
無条件に肯定されている共感にもとづく考え方が、実は公正を欠く政策から人種差別まで、社会のさまざまな問題を生み出している。心理学・脳科学・哲学の視点からその危険な本性に迫る、全米で物議を醸した衝撃の論考。
目次
第1章 他者の立場に身を置く
第2章 共感を解剖する
第3章 善きことをなす
第4章 プライベートな領域
第5章 暴力と残虐性
第6章 理性の時代
著者等紹介
ブルーム,ポール[ブルーム,ポール] [Bloom,Paul]
イェール大学心理学教授。発達心理学、社会的推論、道徳心理学の世界的権威。研究のほか執筆や教育でも多数の受賞歴がある。コネチカット州ギルフォード在住
高橋洋[タカハシヒロシ]
翻訳家。同志社大学文学部文化学科卒(哲学及び倫理学専攻)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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