内容説明
柳田國男が考究を忌避した“性愛の民俗学”の空隙を埋めるべく、尾佐竹猛、中山太郎、伊波普猷、安田徳太郎らの優れた業績を網羅的に収録した、研究者必読の文献である。
目次
解説篇 柳田國男における性愛の民俗学
資料篇(本邦男女婚姻年齢取調復命書(一八八九年)
るーでさつくほか(一九一二・一九一五年)
ボサと野合摘發のボサウチ(一九二三年)
元服の土俗と割禮(一九二四年)
長崎地方に遺存せしJus primae noctisの痕跡(一九二七年) ほか)
著者等紹介
礫川全次[コイシカワゼンジ]
1949年生まれ。ノンフィクションライター。歴史民俗学研究会代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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