歴史民俗学〈24号〉特集 路地裏の民俗学―あなたも知らない昭和30年代

個数:

歴史民俗学〈24号〉特集 路地裏の民俗学―あなたも知らない昭和30年代

  • 出版社からのお取り寄せとなります。
    入荷までにおよそ1~3週間程度かかります。
    ※商品によっては、品切れ等で入手できない場合がございます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷までの期間】
    ■通常、およそ1~3週間程度

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆上記期間よりも日数がかかる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆品切れ・絶版等により入手できない場合がございます。
    ◆品切れ・絶版等の確認に2週間以上かかる場合がございます。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • 店舗受取サービスはご利用いただけません。

  • サイズ A5判/ページ数 234p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784826504171
  • Cコード C0021

出版社内容情報

「路地」とは表通りから入った家と家の間に挟まれた小さい道のこと。「路地裏」とは「路地の中」という意味だ。かつて路地には住居が面し、家族は路地裏で隣近所という小さな世間と接し、その先は表通りという大きな世間に繋がっていた。老いも若きも路地裏を通じて社会と交流していたのである。そんな「境界としての路地裏」を発想の拠り所として昭和三○年代を思い起こしてみると、そこには時代を知るための豊かな手がかりがあった。
 芹沢俊介氏が幼少の想い出を通して昭和三○年代を解読する巻頭インタビューほか、高度成長期、ダム、エネルギー、移民、鍛冶屋、駄菓子、赤線、スバル360、産業デザイン、たけしのぬりえ、死語、身の上相談、橋上市場、漁村民俗など、昭和三○年代の「場所」と「人」を縦横無尽に行き来しつつ、今日の礎となったあの時代の意味を探る「あなたも知らない昭和三○年代」!

目次

「昭和三○年代」を解読する~芹沢俊介氏インタビュー(インタビュアー尾崎光弘+向井吉人+礫川全次)
高度成長期を考える1 風景観を改める 尾崎光弘
釜石橋上市場興亡秘話 田村勇
ダムの村は、先に「都会」になった 森山睦雄
道は遊び場だった~昭和三○年代をふりかえって 加藤良治
映画に見る“昭和三○年代”1 成瀬映画と「昭和三○年代」 青木茂雄
戦後移民―農を志す 徳永忠雄
身の上相談で読む高度成長期1 尾崎光弘
高度成長期~光と影 渡邉靖
駄菓子屋の行方~東京都西多摩郡瑞穂町箱根ヶ崎の報告 道岡義経
追想の中の学校風景 向井吉人
昭和30年代のエネルギー事情 平山修
わが町の鍛冶屋 水沼一
高度成長期を考える2 記憶の回復ということ 尾崎光弘
路地裏の風景 品川宿の末裔 鈴木禮子
「福を生むまち」の赤線案内 野崎和広
水戸・東京・アメリカ~“進歩”があこがれであった頃 青木茂雄
横浜に海があった頃~横浜市金沢区の高度成長期 伊澤裕一
いつの間にかなくなった我が家の防空壕 飯田幸代
高度成長期を考える3 第三空間の変容 尾崎光弘
親父が乗っていた仕

カバー写真=「集合住宅の中を練り歩くチンドン屋」(昭和35年、物流博物館蔵)
装丁=臼井新太郎

目次

「昭和三〇年代」を解読する―芹沢俊介氏インタビュー
風景観を改める―高度成長期を考える
釜石橋上市場興亡秘話
ダムの村は、先に「都会」になった
道は遊び場だった―昭和三〇年代をふりかえって
成瀬映画と「昭和三〇年代」―映画に見る“昭和三〇年代”
戦後移民―農を志す
身の上相談で読む高度成長期
高度成長期~光と影
駄菓子屋の行方―東京都西多摩郡瑞穂町箱根ヶ崎の報告〔ほか〕