シャープを創った男―早川徳次伝

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  • サイズ B6判/ページ数 326p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784822243968
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0095

内容説明

失っても失っても再起した泣かせるビジネス偉人伝。シャープペンシルから液晶へと飛躍した企業の遺伝子とは。

目次

プロローグ 事業家誕生
第1章 貧乏長屋
第2章 徒弟時代
第3章 早川式繰出鉛筆
第4章 大震災
第5章 関西へ
第6章 ラジオの時代
第7章 国産テレビ第一号
第8章 シャープの遺伝子

著者等紹介

平野隆彰[ヒラノタカアキ]
1948年千葉県生まれ。現在は兵庫県で執筆活動を続け、出版企画・編集の有限会社あうん社代表取締役
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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Tomohisa Fujita

1
連日の報道により動向が気になる中、シャープ創業者の伝記を読みました。恥ずかしながら、創業者早川徳次氏のお名前はこれまで存じ上げませんでした。シャープといえば、シャープペンシルの発明がそのはじまりと思いがちですが、徳尾錠(穴なしのベルトのバックル)が最初の発明品とのこと。シャープペンシルと共に、今に通じる製品を発明された偉大な方。幼少期に味わわれた苦労、丁稚時代、忍耐により腕を上げた職人魂。関東大震災、第二次世界大戦敗戦と、築いたものを何度も失いながらも懸命に再起されていくお姿。本当に偉大な名経営者です。2012/09/09

nakagawa

0
貧困の中で努力し、関東大震災など波乱万丈な人生を送ってきた早川徳次。松下幸之助や本田宗一郎は話題になるが早川徳次はマイナーな存在だ。彼の起業家精神というものは素晴らしいものだ。最近、シャープは経営不振になり台湾の企業に買収された。皮肉なことに買収後は経営は好調になってきている。今のシャープを見て早川徳次はどう思うのだろうか。残念だ2017/04/08

0
最初に松下幸之助氏との座談や井深大氏との写真が載っている。早川徳次氏の生い立ちが書かれており、貧乏な過程から空腹や隣人とのいざこざなど不安定な生活が書かれている。大地震から関西へ行き、早川金属鉱業研究所という電機もひかれていない石油ランプが照らす工場だったらしい。経営危機などを乗り越えて偉人化していく過程について述べられている。2014/11/27

yutanpo

0
時代を感じる。しかしすごい人のまわりにはすごい人が集まるのな。2012/02/13

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