変なおじさん

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変なおじさん

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  • サイズ B6判/ページ数 181p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784822217273
  • NDC分類 779.9
  • Cコード C0095

出版社内容情報

“笑いの王様”志村けんがお笑いバカ人生48年の胸の内をすべて語った、初の自伝的エッセイ。1974年のドリフターズ加入以来、お笑い界のトップを走り続ける志村けん。マルチタレント全盛の今、ドラマや映画、司会業などに一切色気を見せずコント一徹を貫く頑固な姿は、まさに“お笑いバカ”の名がふさわしい。禁欲的なまでのお笑い一徹ゆえ、これまで私生活や交遊関係などはベールに包まれてきたが、ついに本人が48年のお笑い人生を振り返り、胸の内をすべて語った。生い立ちや家族の思い出、ドリフ付き人時代の辛酸、『8時だョ!全員集合』『だいじょうぶだぁ』ほか人気番組の舞台裏、ダウンタウン、ナインティナイン、ネプチューンらお笑いや人気ミュージシャンらとのアッと驚く交遊エピソード、大好きな酒と女の話、独自のお笑い哲学など。神秘のベールに包まれていたコメディ王のすべてが明らかになるファン待望の話題作!。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ちょこまーぶる

42
素晴らしい一冊である。志村けんさんの笑いの哲学や私生活からお笑いいのネタを作り出していく姿が素晴らしい。あれだけのお笑いキャラクターを作り出していく苦悩も垣間見えて、緻密に吟味、洗練されたキャラクターだからこそ視聴者の我々が腹を抱えて笑えるのであろう。笑いのプロにも様々な方がいるが、お客さんをネタにして笑いを作るよりも自らを笑いの種にしているコメディアンの方が好きな自分にとっては昔から大好きだった方のエッセイなので余計に興味深く読めた。後半は若いお笑い芸人さんたちに是非読んでもらいたい一冊である。2014/04/27

謙信公

12
著者48歳時のコント一筋の半生を振り返るエッセイ。著者のお笑い哲学、数々のキャラクターのエピソードが詰まっている。自身の笑いをコント一筋に、子どもからお年寄りまで、誰でも幅広く笑えるコントを追い求めた。ドリフ加入当初、無我夢中で力が入りすぎ、全くウケなかった。何かのTV番組で「余裕がないよね」と自己批判しておられた。コントはチームワークと構成が大事。笑いがすべて計算されており、まさにコントのプロ中のプロであった。コロナで鬼籍に入ってしまわれたことが残念。もっと笑わせてほしかった。改めて哀悼の意を表します。2020/06/23

G-dark

12
これまでの人生、ザ・ドリフターズのメンバーたち、変なおじさん・ひとみばあさん・バカ殿といったキャラクター、ファンや他の芸能人との交流といったエピソードを振り返りながら、若手芸人への激励も綴ったエッセイ。わたしは特に「楽しく遊んでるように見せるのがお客さんを笑わせるコツだ。「こいつら本当に楽しそうにやってるな」って思うから、お客さんは笑う。やってる方に余裕がなくて一生懸命さが伝わってしまううちは、がんばってる気持ちがわかる分だけ、見ていても笑えない」という文に共感。お笑い以外の道にも通じることだと思います。2019/04/28

たか

9
実家の本棚にあったのでなんとなく読んでみた。内容は古いけど志村けんはお笑いに対する考え方がわかって良かった。2018/07/16

kabeo

8
志村けんさんの自伝的エッセイ。コントに対する志村さんの想いが綴られており、興味深い。ドリフのメンバーは仲が悪かったという噂を聞いたことがあったけど、全然そうではないことが分かりました。やはり仲が悪かったら全員集合をあんなに続けられませんよね。2015/04/25

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