真相・中村裁判

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  • サイズ A5判/ページ数 150p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784822205928
  • NDC分類 507.23
  • Cコード C0050

内容説明

業務命令に反し、クビを覚悟で開発した青色発光ダイオード。基本特許は私のものだ。返して欲しい。日本の技術者の「奴隷解放」のために闘う!「特許権は日亜化学にある」―2002年9月19日の中間判決に異議あり。そのすべてのポイントを論破!訴訟当事者が初めてすべてを明かす。裁判の公開通じ、正しい法規範のあり方を問う。

目次

序章 中村裁判の意味(組織偏重から個人重視の社会へ;将来を担う子供達に夢を ほか)
第1章 中村修二の主張(404特許の返還を求めた理由;自由発明であると主張した理由 ほか)
第2章 升永英俊の主張(中村裁判の争点;「原始的に」特許は発明者のもの ほか)
付録(裁判の審理経過;中間判決文)

著者等紹介

中村修二[ナカムラシュウジ]
1954年生まれ。48歳。1979年徳島大学大学院修士課程を修了。同年日亜化学工業に入社、開発課に配属。1988年米国フロリダ大学で、客員研究員としてGaAs on Siを研究。1990年「ツーフローMOCVD」を開発し、高品質GaN単結晶膜の成長に成功。1993年12月、高輝度青色発光ダイオードの製品化に成功。1999年日亜化学工業を退社。2000年2月より、米国カリフォルニア大学サンタバーバラ校の教授

升永英俊[マスナガヒデトシ]
1942年生まれ。60歳。1965年東京大学法学部卒業、法学士号取得。同年住友銀行入社。1967年同行退行。1969年司法試験合格。1973年東京大学工学部卒業(化学工学)、工学士号取得。同年第一東京弁護士会に弁護士登録。1979年米国コロンビア大学ロー・スクール修士号(LLM)取得。1980年米国首都ワシントンDCの司法試験に合格し、ワシントンDC弁護士として弁護士登録。1984年ニューヨーク州の司法試験に合格し、ニューヨーク州弁護士として弁護士登録。1991年東京永和法律事務所を開設。専門分野は、訴訟、特許法、商標法、著作権、税法、不動産法、労働法、名誉毀損、エンターテイメント法、渉外
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