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内容説明
長嶋茂雄、山口百恵、北野武、力道山…ブラウン管に釘付けになる時代は終わった。輝くスターの裏側で、テレビに何が起きたのか。
目次
長嶋茂雄、墜ちた視聴率王
力道山、国民ヒーローの虚実
手塚治虫、アニメに憑かれた天才
大橋巨泉、“革命家”の嘆き
黒澤明、天皇の孤影
山口百恵、比類なきテレビスター
角川春樹、奇才の「破壊と創造」
鹿内春雄、テレビのバブル紳士
ジャニー喜多川、少年スターの創造王
北野武、テレビを捨てた天才〔ほか〕
著者等紹介
金田信一郎[カネダシンイチロウ]
1967年東京都生まれ。横浜国立大学経済学部卒業。90年日経BP社入社、日経ビジネス記者として産業、金融、経済事件を中心に取材・執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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seichan
1
テレビというメディアの、日本における揺籃期や青春期の熱気が感じられる。同時にその凋落っぷりもしみじみと伝わってくる。オモシロ主義のあと作り手たちは何も新しい基軸を打ち出せず、結局は視聴率優先のあまり「貧困層の娯楽」に成り果てたのだなぁ。2015/05/09
xtc1961ymo
1
本文は勿論だが、巻末のインタビューが本人の生の言葉だけに説得力有りすぎ、(特に大橋巨泉、角川春樹、横澤彪のお三方)テレビは貧乏人のメディアになった、たけしはテレビを棄てて出演だけしてその金で映画を作ってる等々今となってはワンオブゼムとなったテレビは確実に昔より品がなくなって私にはもう見るに忍びない物になっているだから、見ないけどね。2012/08/18
のうみそしる
1
テレビの歴史が、スターや名番組を通してわかりやすく述べられていて一気に読んだ。大物の裏話も載っていて興味深かった。連載物だから仕方ないのかも知れないが、同じ話が何度も出てきて萎えた。 それにしても春樹がそんなにトンデモ野郎だったとはw2011/05/07