出版社内容情報
★本書は『書評空間 KINOKUNIYA BOOKLOG』にエントリーされています。
内容説明
戦前期日本の企業活動は日本の行政権圏外にある英領マラヤ・蘭印・米領フィリピンにおける栽培業にまで及んだ。その活動の実態を具体例を挙げて検証する。
目次
南洋日系栽培会社研究の課題
第1部 日系ゴム栽培業の展開(日系ゴム栽培業の勃興;第1次大戦期日系ゴム栽培業の拡張;1920年代日系ゴム栽培業の不振と再編 ほか)
第2部 日系マニラ麻栽培業の展開(日系マニラ麻栽培業の勃興と第1次大戦期の拡張;両大戦間期日系マニラ麻栽培業の不振と再編;日本占領下の日系マニラ麻栽培事業者の活動)
南洋日系栽培会社の終焉と結語
著者等紹介
柴田善雅[シバタヨシマサ]
1949年新潟市生まれ。1973年早稲田大学政治経済学部卒業。1975年早稲田大学大学院文学研究科修士課程修了。1983年一橋大学大学院経済学研究科博士後期課程退学。1983~95年大蔵省勤務。1995年より大東文化大学国際関係学部教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。