内容説明
「ロボット」とひとことで言っても、様々な種類のものが存在します。本書は数々のロボットを取り上げ、そのしくみを解き明かします。また、現在の技術で何が可能なのか、研究中の技術で何ができるようになるのか、そもそもロボットとは何なのか、などをわかりやすく解説しています。ロボットは「ASIMO」「AIBO」に代表される人型/動物型ばかりではありません。宇宙ステーションで働く作業用ロボットアームや産業ロボットも立派なロボットです。一見単純ながらも、「人間の腕」を模すためにあらゆる技術を集結させたまさに「最先端の機械」です。一般的な感覚からはロボットとして受け取られていない、このようなシンプルなロボットについても丁寧に解説しています。
目次
第1章 ロボットとは何だろう?
第2章 ロボットアームのしくみ
第3章 ロボットの移動方法
第4章 ロボットの感覚機能
第5章 ロボットを操るには
第6章 賢いロボットを作るには
第7章 活躍するロボットたち
著者等紹介
新井健生[アライタツオ]
1952年東京生まれ。大阪大学大学院基礎工学研究科システム創成専攻教授。ロボット工学および知能システム構成論専攻。工学博士。日本機会学会フェロー。日本機械学会ロボティクスメカトロニクス部門副部門長。国際建設ロボット学会副会長。1975年東京大学工学部卒業。1977年同大学大学院工学系研究科情報工学専攻修士課程修了。工業技術院機械技術研究所研究員、同所研究室長、千葉大学非常勤講師、東京理科大学連携大学院教授、MIT客員研究員等歴任
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