廃墟本〈3〉

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廃墟本〈3〉

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  • サイズ A5判/ページ数 189p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784813020967
  • NDC分類 520.4
  • Cコード C0072

内容説明

朽ちて語る浮き世の理、死して問う現世の意味、彼岸に消えた者たちの誰も知らぬ誰も訊かぬ声なき声を聞け―!10年に及ぶ長期取材『廃墟探訪』の集大成。

目次

お水荘ヘルスピア(徳島県海部郡美波町)
金華山観光ホテル(宮城県石巻市牡鹿町)
永谷集落(福井県大飯郡おおい町名田庄永谷)
ホテルアクア小与島(香川県坂出市与島町)
オオイマツダトーヨーボール(神奈川県足柄上郡大井町)
ヴァンガード竜串(高知県土佐清水市下川口)
HOTELセリーヌ(長野県上水内郡信濃町)
北炭真谷地炭鉱事務所(北海道夕張市真谷地)
片山津ロイヤルホテル(石川県加賀市片山津温泉)
長野朝鮮初中級学校旧校舎(長野県松本市蟻ケ崎)〔ほか〕

著者等紹介

中田薫[ナカタカオル]
1968年、新潟県生まれ。東京造形大学デザイン学科を卒業後、広告会社勤務を経て出版界で活動を開始。ライター、編集家、装丁家、エディトリアルデザイナーとして、出版界のあらゆるジャンルで旺盛な執筆、編集、デザイン活動を展開している。神奈川県横浜市在住

中筋純[ナカスジジュン]
1966年、和歌山県生まれ。東京外国語大学中国語学科卒業。独学で写真技術を習得し、出版社で編集者として勤務したのち独立。渋谷系ストリートファッション誌を始めアパレル広告、CDジャケット撮影、映画スチール撮影など様々なジャンルで活動中。東京都八王子市在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nyaoko

62
表紙…。今回はなんと言ってもウクライナのプリピァチ住宅群が一番怖い場所です。100年は人が住めないと言われているゴーストタウン。この町まるごと、世界地図から消されてる事さえも、知らない人が沢山いるんだろうなぁ。2018/04/12

Ted

4
'09年4月刊。金華山観光ホテル、永谷集落、軍艦島が趣きがあって良かった。個人的にはホテルや旅館の大宴会場の廃墟が惹かれる。大いに賑わったであろう往時の様子とのギャップが堪らない。廃墟とは即ち「建物の死体」である。死体写真や心霊写真への興味と共通する怖いもの見たさは人間の持つ業(ごう)としか言いようがない。廃墟を見るのは「死後の世界の疑似体験」なのだという。そこから逆にカタルシスを得て生への希望に転換させる効果もあるらしいが、こんな不衛生で危険な所になど間違っても行ってみようとは思わない。見るだけで充分。2012/08/27

Teo

1
いつもの廃墟本シリーズ。しかし、そろそろネタが尽きてきたかなと言う感もあるが、恵山モンテローザがまだ収録されていなかったのかと思うと未だネタは出てきそうだ。ただ、この著者は朝鮮学校に妙な思い入れがあるのが難点。とりあえず今回の表紙は気味悪すぎ。2009/07/07

takoing

0
廃墟を扱った本の中でも強いて言うなら「ゴシップ雑誌」風なんですが、それが読了時の気分とマッチして、楽しませて頂きました。 私としては芸術じゃなくていい、遺産じゃなくていい、ただ廃墟となった場所に想いを馳せられれば良いかな。2015/03/31

あんコ

0
★★★★廃墟本其の三。色々な場所の廃墟とその廃墟に対するコメント。読んで見て…楽しめる本。廃墟ってなぜかしら魅力を感じる+.(´∀`*).+2009/05/14

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